対象
- エンジニアになりたい
- 駆け出しエンジニア
概要
現場に入って実際に働くとわからない単語がたくさん出てきます。
そのメモ。
逆に言うと入社する前に知っていたら強い。
そんな内容です
トランザクションとは?
トランザクションとは簡単に言うと複数のデータを一つにまとめたことです。
特徴から言うと成功と失敗の二つのパターンしかありません。
例えば
田中さんの口座に3万円あることを確認
田中さんの口座から3万円減らす
阿部さんの口座に3万円を送金
こういった処理があったとします、この一連の処理をトランザクション処理みたいな感じでいいます。
こういった処理の場合最初の処理だけ成功して最後の処理が失敗した!
なんてことが起きたらまずいですよね。
なのでどれかが失敗すると必ず全ての処理が失敗になると言うわけです。
トランザクションデータとマスタデータ
これまた紛らわしいのですが、最近要件定義書をみていて、
トランザクションとマスタといった分類を見つけました。
マスタデータ... 企業のデータベースなどで業務を遂行するのに必要なデータ
例... SNSで言えばユーザーデータ、投稿データ
トランザクションデータ... 企業の情報システムなどが扱うデータの1つで、業務に伴って発生した、出来事の詳細の記録
例... ECサイトの商品の購入履歴データ、ユーザーのログイン履歴のデータ
略されて、マスタ、トランザクションと言われることが多いみたいです。
トランザクションといった言葉で結構ごっちゃになったのでメモを残しておきます。
これから就職したいエンジニアなどはしっかり覚えておきましょう。
おまけ
バッチ処理...日本語で"一団"といった意味、一定量または一定期間の情報を集めて処理をする
例...工場の在庫処理、いちいち在庫を一つずつカウントしていくのは大変なので、まとめて処理することも多いそうです。リアルタイムにデータの反映が必要な場合は向いていない
リアルタイム処理... バッチ処理とは反対にその名の通り、リアルタイムでその場で処理を行うことです。大規模なデータには向かない特徴があります。
cron処理...UNIXのOSLinuxなどに入っているプログラムの一つ。事前に"いつになったら、このプログラムを走らせてね"みたいな感じで指示を出しておくと自動でその時間にプログラムを動かすことができる。