本記事の目的
開発業務に携わって半年ほど経過したので、振返地点として記録を残すために書きました。
【エンジニアになる前】
元々はバリスタとして、店舗運営・立上げ/専門学校講師/バリスタ競技会審査員などを12年ほどしてきました。
東京オリンピックに向けて東京に店舗立上げ・トレーニング業務をしているなか、
コロナ禍を迎え度重なる緊急事態宣言を経て劇的に落ち込む売上や・守れない雇用・残ってくれたスタッフへの業務過多に悩む日々を過ごしていました、現状の思考法では頭打ちになることを明確に感じていました。
残ってくれたスタッフの作業軽減のためタブレットレジを導入し、大幅な業務改善に成功した時にシステム開発の存在を知り、色々と調べるようになりキャリアチェンジを考えるようになりました。
【テックキャンプを経てAI自社開発企業へ】
結論からいうとキャリアチェンジ後最初の企業は試用期間で退職しました。
担当した主な業務は
自社アプリの運用保守・大手メディア企業共同開発アプリ運用保守・AIカメラ開発の教師データ作成などでした。
ありがたいことに、企業からはこのまま一緒に働く選択肢を提示いただいたのですが
社長のあまりにも過度な対応(PC投げるなど)がどうしても受け入れることができず退職の道を選びました。
【32歳キャリアチェンジ後まさかの短期離職で再度就職活動】
幸い、相談できる人がいたので相談したり、
YouTubeで配信している転職エージェントの方にDMして履歴書等添削してもらったりして今の会社に入社することができました。
多くのかたに相談にさせていただき、おかげさまで10社以上から内定をいただきました。
趣旨とは違うため今回は詳細は割愛
【今の会社に入社】
入社初日から、テスターがばっくれたからと相談があり、
研修より先に初日から受託開発案件のテスターになりました。
その案件が2ヶ月ほどあり、終わってからJavaやSQLの研修がはじまりました。
【社内研修後】
別案件で受託運用保守している案件で開発業務にへ
初めてのエンジニアとしての開発業務でしたが・・・まず
・設計書の読み込みに苦戦
・設計書を読めないので実装のイメージもできない
・ER図などないのでこの機能を動かした時にどこのテーブルに影響があるのかイメージできない
・改修対象のインボイス制度がいまいちピンとこない
・つよつよエンジニアとからの引き継ぎ期間に私がコロナになり導入期間半減
などの壁に数ヶ月間大きくぶつかり続けました。
テスター案件時はER図があったのでなんとかイメージして作業できたのですが・・・
しばらく経って知ったのですが、受託案件で開発経験がしやすいため配属された人が多い案件ですが、何人もの人が挫折して退職してきた案件だとのことでした。
まず苦戦したのは
・開発する機能が専門業界の業務改善ツールのため各機能が何の作業なのかイメージしにくい
・ER図などの可視化資料が少ないため、設計書か実装から解析するしか道がなかった
・クライアントからの支給PCのスペックの関係で、デバックがデプロイしないとできない
・ビルドに1時間ぐらい時間かかる
・ウォーターフォールだが、上流から下流まで基本的に1人でするため反復や整理より先に次の作業に入ることになる
・インボイス制度????
などに苦戦しました。
未経験から開発に携わる難しさを感じる日々を過ごしながら毎日項垂れて帰宅していました。
現状
案件の先輩や上司に何度も確認して、どうすれば業務のイメージがつくのか
今、具体的に何が足りてなくて苦戦しているように見えるのか??
を何度もすり合わせながら個人学習をしてきました。
具体的にしたアクション
・データ作成時の作業をドキュメントとして残す
・ソースと設計書を相対させて読む
・質問する時は3分間で聞きたいことをメモアプリで整理してから聞く、回答も画面共有しながら議事録的に書く
・作業に入る前に一度や改修したいことをアクション別に箇条書きにしてから作業に入る
・Java EEベースのFWのためとりあえず少しでもソース読みを早くするためにJava silverの資格勉強
【半年経過してみて】
Java silver受験前3週間から案件が炎上して結構アップアップしていましたが、無事合格しました!!
炭治郎ではないですが・・・・
経験・知識・整理力不足を痛感する日々は変わりませんが、何がわからないのかを明確に相談できるようになり、何を改修したいのかはイメージできるようになりました。
【次の展望】
・今、改修している機能ではSQLが複雑なためどうしても作業が遅いことを感じているので
「ORACLE MASTER Silver SQL 」の受験
・やはりリテラシーはまだまだ高くはないため、「基本情報技術者試験」を受けうる
を考えています。
資格は意味ない等言われることが多いですが、資格はあるから日常が変わるわけではなく、自己プロデュースをするためのツールの一つと考えているのでしっかり取得していきたいと思います。