node.jsとnpmとnpxの違いがよくわかっていないので記事に残す。
🟢 Node.jsとは？
Node.jsは、JavaScriptをサーバーサイドで実行するためのランタイム環境。これにより、ブラウザ外でもJavaScriptを使用してアプリケーションを開発できる。
主な用途：Webアプリケーション、APIサーバー、CLIツールなどの開発。
インストール方法：公式サイト（https://nodejs.org/ja）からダウンロード可能。
📦 npmとは？
npm（Node Package Manager） は、Node.jsのパッケージ管理ツールです。プロジェクトで使用するライブラリやツールをインストール・管理するために使用します。
主な用途：
必要なパッケージのインストール：
npm install パッケージ名
開発用パッケージのインストール：
npm install --save-dev パッケージ名
グローバルインストール（システム全体で使用）：
npm install -g パッケージ名
特徴：インストールしたパッケージはnode_modulesディレクトリに保存され、package.jsonで管理されます。
⚙️ npxとは？
npx（Node Package Execute） は、npmに付属するコマンドで、パッケージを一時的に実行するためのツールです。
主な用途：
ローカルにインストールされていないパッケージの一時的な実行。
特定のバージョンのパッケージを指定して実行。
使用例：
新しいプロジェクトの作成：
npx create-react-app my-app
特定のバージョンを指定して実行：
npx create-react-app@5.0.1 my-app
特徴：一時的にパッケージをダウンロードして実行し、終了後は自動的に削除されるため、システムを汚さずに済みます。
🔍 npmとnpxの違いまとめ
| 項目 | npm | npx |
|---|---|---|
| 役割 | パッケージのインストールと管理 | パッケージの一時的な実行 |
| インストール | 必要（事前にパッケージをインストール） | 不要（実行時に自動でダウンロード） |
| 使用例 | npm install react | npx create-react-app my-app |
| 特徴 | プロジェクトに依存関係を追加 | 一時的にパッケージを実行し、終了後に削除（ローカル環境をよごさない） |
📝 まとめ
Node.js：JavaScriptをサーバーサイドで実行するための環境。
npm：パッケージのインストールと管理を行うツール。
npx：パッケージを一時的に実行するためのツール。