PATHとは?
PATHを通す目的
特定のプログラムを「プログラム名だけで実行できるようにする」こと
「プログラム名だけで実行する」とは?
本来ならば、プログラムを実行するためには長い指示(コード)を出さなければならない。
例えば、nodeを実行するとき、フルパスは /usr/local/opt/node/bin
となるので、node上のtest.jsファイルを実行するためには、/usr/local/opt/node/bin/test.js
を毎回コマンドに入れる必要がある。
そこをパスを通すことで、test.js
とコマンドに指示するだけで実行できるようになる。
もっと詳しいPATHの仕組みについて学びたい方はこちら(https://qiita.com/sta/items/63e1048025d1830d12fd#path-%E3%81%AE%E4%BB%95%E7%B5%84%E3%81%BF%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%AE )
PATHを通す方法
PATHを設定する
PATHを通すには.bash_profileに下記を記入する。
export PATH=$PATH:通したいPATH
例えば/Users/test/にPATHを通したい場合
export PATH=$PATH:/Users/test/
でOK。
.bash_profileを更新する
ターミナルを開き直す。もしくは、sourceコマンドで更新する。
source ~/.bash_profile
PATHの確認方法
ターミナルに次のコマンドを打つと現在のPATHを確認できる。
printenv PATH
もしくは
echo $PATH
でもOK。
実行すると次のような文字列が帰ってくる。(『:』はPATHの区切り)
/usr/bin:/bin:/usr/sbin:/sbin:/usr/local/bin:/Users/test/
目的のPATHがここに記載されていれば成功。
参考:
「PATH を通す」の意味をできるだけわかりやすく説明する試み(https://qiita.com/sta/items/63e1048025d1830d12fd )
MacでPATHを通す(https://qiita.com/nbkn/items/01a11392921119fa0153 )