LoginSignup
14
1

Elixir様、日本の未来を切り拓いてください。

Last updated at Posted at 2023-12-24

アドベントカレンダー初参戦のこーへーです。
31歳からIT業界に入り、現在丸2年経ちました。

最近リリースされたBrightというエンジニアスキルを測るサービスで、自分自身のElixirレベルを計測しました。
基礎的な部分では、ベテラン👑の域に達してます。目標は開発できるレベルに達する事です。
スクリーンショット 2023-12-24 11.38.05.png

そんな僕がブロックチェーンについてお話させていただきます。
先日Web3.0のハッカソンやセミナーに参加して、研究しつつ自分でWeb3.0のイベントを開いてみました。

結果、無名イベントにも関わらず12人の方にご参加をいただきました。

スクリーンショット 2023-12-24 11.54.32.png

改めて、旬な話題なんだなと実感したので、アドベントカレンダーにもElixirと掛け合わせた内容をオリジナルで書いていきたいと思います。

まずは、時代背景から。

Web1.0(1991年頃 - 2000年代初頭)

特徴
Web1.0はインターネットの初期段階を指し、「読み取り専用」のウェブとも呼ばれます。

この時代のウェブは、主に静的なページで構成され、ユーザーは情報を閲覧するだけで、内容に対して積極的に貢献することはほとんどありませんでした。

代表的なサービス
Yahoo! Directory(ヤフーのディレクトリサービス): インターネット上のウェブサイトをカテゴリ別に分類した。
Altavista(アルタビスタ): 初期の強力な検索エンジンの一つ。
GeoCities(ジオシティーズ): 個人が簡単にウェブページを作成できるサービス。

Web2.0(2000年代初頭 - 現在)

特徴 中央集権型
Web2.0は「読み書き可能な」ウェブを指し、よりインタラクティブでユーザー参加型の特徴があります。

この時代のウェブは、ソーシャルメディア、ブログ、ウィキなど、ユーザーがコンテンツを生成し、共有し、互いにコミュニケーションを取れるプラットフォームを提供します。

代表的なサービス
Facebook(フェイスブック): ソーシャルネットワーキングサイトで、ユーザーがプロフィールを作成し、友人と交流できる。
YouTube(ユーチューブ): ユーザーがビデオをアップロードし、共有するプラットフォーム。
Wikipedia(ウィキペディア): ユーザーが自由に編集可能なオンライン百科事典。

Web3.0

特徴 非中央集権型
Web3.0の技術はブロックチェンをベースとし、Web2.0の中央集権型とは対照的に、非中央集権型で構築されるシステムです。

Web3.0の特徴としては、2.0時代とは真逆で個人がプラットフォームとなれる仕組みがあり、これまでのメガテック企業独占時代を覆します。

目新しい技術に思いますが、実はブロックチェーンやWeb3.0という言葉の提唱や技術の確立はGavin Wood氏に2014年4月に発表されています。
そこから仮想通貨バブルやNFTに注目が集まった時代はありましたが、結局のところここ9年で大きな変化はありません。

世間一般的な考察

まず、Web3.0に変革すべきポイントとしては以下が挙げられます。

  • メガテック企業の富と情報の独占化
  • いつ、情報が流出するかわからないリスクorすでに既得者によって操られてる説
  • コンテンツの垢Ban

つまりWeb3.0というムーブメントはGAFAに代表される巨大プラットフォームに対するアンチテーゼとして生まれた概念なんです。

アンチテーゼとして生まれたサービス

Brave Chromeの代替

広告配信の仲介者が存在しない。YouTube広告やWebサイト広告などをブロック可能。

Odysee YouTubeの代替

ブロックチェーンをベースに作られたシステム。分散型の動画配信プラットフォーム。

Damus Xの代替

分散型SNSのプロトコルでテキスト送信に特化したシンプルなSNS。

Elixirとブロックチェーンの相性

先にも挙げたように、Web3.0は非中央集権型なので、つまりは一箇所に情報を集約する事なくそれぞれが固有のデータとして分散独立しています。

この分散という点に着目すると、これだけで非常に「Elixirと相性がいいのでは?」と、思ってしまいます。
ElixirはErlangVM上で動作しますが、これが並行処理能力と耐障害性に非常に優れているからです。

ちなみに、公表はされていないので名前は出しませんが、ブロックチェーン技術を搭載した有名なゲームがElixirで作られているのでは。とも言われています。

まとめ

技術的なエビデンスは追求する必要がありますが、Web3.0やElixir言語が日本で浸透していないのには、色々な理由があります。

ただ、一つ確かに言えることは、これら概念をサービス化し、その技術をElixirが支える日がそう遠くない未来に訪れるでしょう。

14
1
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
14
1