よく使うexcel関数目次
- IF関数
- COUNTBLANK関数
- VLOOKUP関数
- FILTER関数
IF関数
使い方
=if(論理式,[値が真の場合],[値が偽の場合])
『A1に「猫」と書かれているとき、「猫派」と表示させる。そうでない場合は「犬派」と表示させる』という条件で関数を使いたい場合
論理式がうまく反映されないパターン
=IF(A1="猫","猫派","犬派")
→解決策
countif関数を併用して使う!
=IF(COUNTIF(A1,"猫"),"猫派","犬派")
countif関数は一つ目の引数の値が二つ目の引数の値に一致しているとき正を返すので、IF関数の条件式で特定の文字と一致するかどうかを判断したいときはcountif関数を併用して使う。
COUNTBLANK関数
COUNTBLANK関数は引数の値が空欄であるかないかを判断する。
キャプチャについて細かく説明すると、
- E列のグレー部分が空欄であると判断している→countblankの返す値は正
- COUNTBLANK関数を抜けてIF関数に戻る
- IF関数の条件式(COUNTBLANK関数)が真となる場合の値を返す→「おなかはすいていない」と値が表示される
補足・IFERROR関数
同様に空欄のときはエラーを返さず空欄を表示させることのできるIFERROR関数もあるが、必ずしもエラーを返さない関数も多くあるためCOUNTBLANK関数のほうが汎用性があると勝手に思っています。。。
VLOOKUP関数
特定の値を検索したときに、同じ行(もしくは列)にある値を抽出する。
K列の値を検索対象に以下論理式で抽出作業を行う
=VLOOKUP( K列 それぞれの値、検索場所は E 列から H 列、抽出したい列番号はE列から 4 番目、完全一致でありたいので FALSE )
=VLOOKUP(K1,E:H,4,FALSE)
この結果がL列の値となる
シートをまたいで検索をかけたいときにとても便利な関数!
FILTER関数
VLOOKUP関数は一致する値一つを返せるが、FILTER関数は一致する値が複数個ある時に便利な関数
=UNIQUE(FILTER(食べ物が何かを抽出したいから E 列,抽出する条件は種類の H 列が 「魚」 であるとき,当てはまる食べ物がないときは「なし」と返す)
=UNIQUE(FILTER(E:E,H:H="魚","なし"))
どうしても関数が反映されないとき
HOMEタブの値の定義を確認してみる!
数字なのに文字列が指定してあったり、日付なのにユーザー定義になっていたりするとたまにうまく関数が働かないときがある。
自分は大体がこの理由で関数がうまく機能しないので、同じように困ったことがあったらこの部分を再確認してみてください!
日付は2024/08/26と表示されるがパーセンテージや時刻などと定義してしまうと全く違う値が表示されてしまう
最後に
ぼーっとしてても一瞬で資料作成できるように早くなりたいです