調べようと思ったきっかけ
ファイル情報の取得と証跡や検証として出力するのは1日に何回も行っているのですが、現状とても効率が悪いと思って調べてみました。
現状
findで取得したディレクトリ配下のファイルをlsコマンド形式でテキストとして出力する▼
find /BENKYO -type f | xargs -r ls -l --time-style=+'%Y%m%d %H:%S' > BENKYO.txt
出力されたテキストをExcelにコピペする
★セル1つに横並びの1行が入ってしまうので区切り文字を使って都度データの整理を行う
今回省略したい手順は★の行
方法その1(?)
出力されたテキストをExcelに貼り付ける前にメモ帳に貼って、スペースをタブに置換する
➡別ツールを起動しなくてはならない手間がある
➡タブキーは多くの機能を持っているため、タブスペースを置換後として認識させるには、別で用意したタブスペースをコピペする必要がある
➡不採用
point_up方法その2
以下オプションのついたコマンドを実行する
tr -s ' ' '¥t'
説明:ls形式で出力されるリストのスペースをタブで表示させる
実用例▼
find /BENKYO -type f | xargs -r ls -l --time-style=+'%Y%m%d %H:%S'| tr -s ' ' '¥t' > BENKYO.txt
レコード間がタブスペースとして出力されてあるため、そのままExcelにコピペすると自動的にそれぞれのセルにそれぞれのデータが分けられる。
➡コマンドに即反映させられるので手間がかなり省ける
➡採用
その他
findコマンドに -mathdepth 1 を足すと、指定したディレクトリ直下のファイルのみを参照してくれる▼
find /BENKYO -maxdepth 1 -type f | xargs -r ls -l --time-style=+'%Y%m%d %H:%S'| tr -s ' ' '¥t' > BENKYO.txt