はじめに
開発に限らず様々なプロジェクトで、Google DriveやTrello等のチーム内情報共有を円滑にするためのツールを使う機会は多いと思います。
ただ、うっかり設定を誤ってしまうと思わぬところで情報漏洩をしてしまうことなどがあります。
本記事ではそのような誤りがないように設定する手順をまとめます。
Google Drive
リンク共有による意図しない情報漏洩を防ぐ
チーム内でファイルを共有するためにリンクURLを共有することがあると思います。
この共有可能リンクはデフォルトで「リンクを知っている人は誰でもアクセス可能」となるため注意が必要です。
リンク共有手順
(ファイル一覧表示の場合)
ファイルを右クリックして、「共有可能なリンクを取得」をクリックします。
デフォルト設定のため、誰でもアクセスできるリンクが作られてしまいます。
(ファイルを開いた状態の場合)
そんな時は落ち着いて、「リンクを知っている全員が閲覧可」をクリックします。
(ファイル一覧表示の場合は、ファイルを右クリック>「共有」をクリックして、下記の画面を表示します。)
「オフ - 特定のユーザーだけがアクセスできます」をクリックします。
これで、指定したユーザーのみアクセス可能の状態になりました。一安心ですね。
あとはアクセスを許可するユーザーを個別に指定します。
Trello
公開設定を正しく設定して意図しない情報漏洩を防ぐ
公開設定が「非公開」となっていることを確認します。
(デフォルトで非公開となっています。「公開」になっていると全世界に公開され、Google検索にも引っかかるようになってしまうのでご注意ください。)
アクセス可能ユーザーを個別指定して、「招待状を送信する」をクリックします。
(「リンクを作成」をクリックしてしまうと、リンクURLを知っている人は誰でもアクセスできるようになってしまうのでご注意ください。)
まとめ
情報共有ツールを使用する上では公開範囲が正しく設定されているか確認しましょう!