前提として、すでにSlackにGitHubアプリをインストールし、任意のチャンネルにGitHubアプリを招待している状態を想定しています。
未実施の場合は、GitHubとSlackを連携させて通知を自動化するまでの手順などを参考に、設定してください。
設定方法
設定をリセットする
GitHubのアプリを招待すると、設定せずともさまざまな通知をチャンネルに投げてくれます。
ただし初期状態では、イシュー、プルリクエスト、プッシュ、リリース、デプロイの5つが通知対象になっている(subscribeしている)ため、たいていは「不要に感じる通知」も多く存在します。
そのためまず初期設定を全部無効化するのが良いと思われます。とくに個人開発の場合はイシューやPRに関する通知は不要でしょう。
# 下記スラッシュコマンドを設定したいチャンネルで投稿する
# (owner/repoは、適切なものに変更する。以下同)
/github unsubscribe owner/repo issues pulls commits releases deployments
その後、必要に応じてsubscribeを有効化していけば、適切な頻度・内容の通知が届きます。
mainブランチに対するpushをもとに発火するワークフローをsubscribe
小さめな個人開発の場合は、GitHub上でのさまざまな操作の通知は必要なく、「ワークフローの成否を監視する」ぐらいで十分な場合がほとんどではないでしょうか。
そのため、たとえば本番環境へのデプロイなど、mainブランチにpushされたときに開始されるワークフローの監視を行います。
/github subscribe koboriakira/packers-news
workflows:{event:"push" branch:"master"}
なおpush
をpull request
にすれば「mainブランチに対するPRが作成されたときに発火するワークフロー」をsubscribeしたりも可能です。「自動テストの成否を確認する」ようなワークフローはこちらに該当するでしょう。
mainブランチ(デフォルトブランチ)に対するコミットをsubscribeする
そのほか、mainブランチに入るコミットを注視したいケースもあるかと思います。
その場合は、次のスラッシュコマンドを利用します。
/github subscribe owner/repo commits
そのほか「こんなのもよく使いそう」などあれば、ぜひコメントください!