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【rails】 ActiveRecord exists? present? empty? blank? の使い分けどころ

Last updated at Posted at 2023-12-05

はじめに

初学者の頃から分かったような気がするけど、適切に使いこなせてなかった
ActiveRecordexists?, present?, empty?, blank?
使い分けについて最近やっと腑に落ちたのでメモリます。

exists

データが1件でもあるかどうかチェックするにはModel.exists?を使う。
どういうことかというと

 Pokemon.exists?
  Pokemon Exists? (98.6ms)  SELECT 1 AS one FROM `pokemon` LIMIT 1
=> true             

ポイントになるのがSELECT 1 AS というところ。
データが1行以上「あるかどうか」だけが問題となります。
ということで、データの値を取ってくる必要がないため、
カラムの情報が一切ないことがわかります。

ちなみにこれと反対の意味を持つのがempty?である

blank?

Pokemon.where(type: 'FIRE').blank?
  Pokemon Load (481.6ms)  SELECT `pokemon`.* FROM `pokemon` WHERE `pokemon`.`type` = 'FIRE'
=> true  

ポイントはSELECT pokemon.* の部分で、条件にマッチするデータを全て、カラム情報込み で取得していることがわかる。

ちなみにこれと反対の意味を持つのがpresent?である

では、 どんな時に使い分けると嬉しいか

ある特定の条件を満たすデータがデータベースに存在するかどうかを確認する場合に、exists? が適しています。(存在しないことを確認したいなら empty?

これはデータの有無だけが気になる場合で、具体的なデータの値を使用しないときです。

if pokemon.exists?(type: 'Fire')
  puts "炎タイプのポケモンが登録されていません。"
else
  puts "炎タイプのポケモンは登録されています。"
end

一方で、present? / blank? は特定の条件を満たすデータがデータベースに存在するかだけでなく、それらのデータの値も利用する場合 に使いたい。

fire_pokemon = Pokemon.where(type: 'FIRE')

return if fire_pokemon.blank? # この時点で必要なデータも取得できている

puts "Fire タイプのポケモンが存在します。"
# blank?で取得したデータを利用するので、発行されるSQLは1件のみ
puts "それらのポケモン: #{fire_pokemon.pluck(:name).join(', ')}"

仮に、データの値も利用する場合に empty? を使ってしまうと、後でデータを使用する時に、改めてデータを引いてしまうので、DBサーバーにアクセスする回数が2回になってしまう。

fire_pokemon = Pokemon.where(type: 'FIRE')

return if fire_pokemon.empty? #  データが存在するどうかを確認するためにDBにアクセス

# 利用するデータを引くためにDBに再アクセスする必要がある
puts "それらのポケモン: #{fire_pokemon.pluck(:name).join(', ')}" 

一概にデータの確認の際にはempty?と決めに行くのではなく、
処理全体の内容によってempty? / blank?, exists? / present?
使い分けるようにしたい。

最後に

ここまで見てくださりありがとうございます。m(_ _)m
この手の記事は山ほどありますが、自身の勉強視点でまとめてみた感じです。

誰かの役に立てば嬉しいです。

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