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Google Playのデータセーフティに対応する

Last updated at Posted at 2021-11-24

はじめに

こんにちは。運動通信社プロダクト開発一部・Android担当の小林です。
本日は、来年の4月から情報の提供が必須になる、
Google Playのデータセーフティに対応する方法を記載していきます。

データセーフティ (データセーフティセクション) とは

データセーフティセクションとは、アプリ開発者が、ユーザーデータをどのように収集・共有するか、データのセキュリティやプライバシーをどのように扱うかをユーザーに明示する方法です。
2022/2/22からユーザーに表示されるようになり、2022/4/22には情報の提供が必須になります。
更に詳細な情報は以下のブログ・ヘルプを参照ください。

アプリのデータ使用情報を提供する

データセーフティセクションへ情報を提供する手順を以下に記載していきます。

Play Consoleで情報を提供するアプリを選択する

今回、データセーフティの情報を提供したいアプリを選択する。
全てのアプリアプリを表示.png

アプリのコンテンツ

左側の項目一覧の[ポリシー] -> [アプリのコンテンツ] を選択する。
以下の画像の赤枠内の[開始]をクリックする。
スクリーンショット 2021-11-10 133609赤枠.png

データセーフティ

概要

概要が表示されるので、内容を確認したら右下の[次へ]。
データセーフティ概要.png

データの収集とセキュリティ

データの収集とセキュリティでは必須項目にチェックする。チェックが終わったら右下の[次へ]。
データセーフティデータの収集とセキュリティfilled.png
なお対象になるユーザーデータの詳細は以下になります。

データの種類

データセーフティデータの種類.png
アプリで使用しているデータの項目にチェックを入れます。終わったら右下の[次へ]。
データセーフティデータの種類checked.png

データの使用と処理

選択したデータが項目に出てくるので、[開始]をクリックする。
データセーフティデータの使用と処理赤枠.png
データの設定に関するシートが表示されるので、適切に項目を埋める。
完了したら右下の[保存]。
データセーフティデータの使用と処理 - 各項目filled.png
各データの設定が完了したら右下の[次へ]。

プレビュー

データセーフティプレビュー.png

このときにプライバシーポリシーの設定をしていないとエラーが表示されるので、
設定していないときは以下のように設定を行う。

  1. 右下の[未公開版の保存]を押して現在の進捗状況を保存
  2. [アプリのコンテンツ] -> [プライバシーポリシー]を選択
  3. プライバシーポリシー情報のURLを設定

全ての項目が問題無く設定されていることを確認したら右下の[保存]。

確認

各項目の設定が完了した後、[アプリコンテンツ] -> [データセーフティ]をチェックする。
緑のチェックマークがついていたら完了。
アプリのコンテンツデータセーフティ完了赤枠.png

Firebaseを使用しているプロジェクトについて

Firebaseを使用してデータを収集しているアプリに関しては以下のページが参考になります。

まとめ

申告する必要があるデータの種類が多岐にわたるため、意外と時間がかかります。
特にユーザーデータの収集を重視するアプリでは、項目のチェックに苦労するかと思います。
直前になって急いで設定できるようなものではないので、
早めに調査・設定をしておいたほうが良いでしょう。
今回は以上になります。ここまで読んでいただいてありがとうございます。

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