Linuxで勉強になったので残しておきます。
「これやっといてや。来週作業なんでよろしく」の一言から始まった作業です...
FW越しにあるNASをマウントしたいという要望に応えるために、業務で久しぶりにLinuxを触りました。
#環境
OS:Ubuntu 18.04
NFS v4
FWにはNFSでマウントするためにTCP 2049の穴を開けておく
NASはNFSに対応しているか確認しておく
#作業
最初にNFSクライアントをインストールする
$ sudo apt upgrade \\\パッケージの更新
$ sudo apt install nfs-common \\\NFSクライアントのインストール
$ rpcinfo -p \\\versの欄に4があれば問題ない
マウントの設定
$ mkdir /mnt/nfs/test \\\マウントポイントの作成
$ vi /etc/fstab \\\マウント設定ファイルを編集するためにviコマンドで開く
viコマンドで開いたら以下の行を追加してください
NASのIPアドレス:/NASの共有ディレクトリ/ /mnt/nfs/test nfs rw,user,auto 0 0
NASのIPアドレス:/NASの共有ディレクトリ/ /mnt/nfs/test nfs rw,user,auto 0 0
この行はマウントオプションやファイルシステムを指定しています。
nfs:ファイルシステムの指定
rw:読み書き可能
user:一般ユーザでマウント可能
auto:mount -aでマウントできるようにする
0 0:ファイルシステムをバックアップせず、fsckコマンドでファイルシステムをチェックしない
ここまで実行出来たらマウントを行っていく
$ sudo mount -a \\\マウントコマンドの実行
$ mount \\\オプションをつけないで実行すると現在マウントされているものが出力される
/etc/fstabに記載した行が出力されていれば成功している
実際にマウントポイント配下に空のファイルを作成してみる
$ touch test \\\空のテキストファイルを作成している
ここまで実行したらNASの共有ディレクトリを確認して、testファイルが作成されていれば成功
#感想
LPIC level 1を取得してからLinuxは触る機会がなかったので良い刺激になった。
資格取得によってそこそこ知識を活かす事が出来た気がする。