概要
ABEJA Platformは、データの蓄積・アノテーション・学習・デプロイ・再学習と機械学習に必要となる全ての面倒なプロセスを実行する基盤で、これらのインフラを用意する必要がなく、エンジニアの方が開発に専念できるように設計、提供されています。学習した結果をWebAPIとしてデプロイすることで、様々な用途に利用できます。
今回はAmazon Linux2環境でABEJA Platformを利用頂く場合の初期設定をご紹介します。
※Platform CLIはMac,Linuxのみ対応しています。Windowsについては、対象外となっております。Pythonは3.5以降をご利用ください。
Amazon Linux2でPlatformコマンドを利用したい場合 (Platform CLI)
Amazon Linux2で以下のコマンドを入力
$ sudo yum update
Dockerをインストール
$ sudo yum install docker
Dockerが正しくインストールされていることを確認
$ docker --version
Docker version 18.06.1-ce, build e68fc7a215d7133c34aa18e3b72b4a21fd0c6136
Platform CLIはPython3.5以降が必要のため、Python3をインストール
$ sudo yum install python3
Python3が正しくインストールされていることを確認
$ python3 --version
Python 3.7.3
pipコマンドでPlatform CLIをインストール
$ curl -s https://packagecloud.io/install/repositories/abeja/platform-public/script.python.sh | bash
$ pip3.7 install abejacli --user
Platform CLIが正しくインストールされていることを確認
$ abeja --version
v0.10.2
初期設定
CLIを使用する前に、ABEJA Platformの認証情報を設定する必要があります。
初期設定コマンド
$ abeja config init
設定に必要な情報はこちらを参考に設定
これでAmazon Linux2でABEJA Platformが利用可能となりました。
GPUインスタンスを使ってABEJA Platformと連携して学習も実施できます。
ABEJA Platformでは、Forumもありますので、是非みなさんご活用ください!
ABEJA Platformフォーラム