物理エンジンで物体を自由落下させて、衝突時に音を鳴らすようにしてみた
で音を鳴らしてみたのですが、ただのサイン波だとイマイチなので、ビンとか食器の衝突音を録音してみました。
(フリーのサンプルとか探せばでてくるかもですが。。)
無料で使ってるCodePenにあまり巨大なデータを置くのは忍びないので1、サンプルはごく少量です。(単純に録音に飽きた説)
See the Pen Sound Sample (ビンや食器の衝突音) by kob58im (@kob58im) on CodePen.
手順メモ
0. 録音機材を準備する
パソコンがマイク内蔵している場合もあります。(自分の持っているパソコンは内蔵してました。)
ここの選定が命な気がしますが、まず試してみる分には、ありものでいいんじゃないかなと思います。
【注意点】
自分は音響には詳しくないので、細かいことはわかりませんが、最近はパソコンにマイク端子やスピーカー端子の挿し口がない場合も多いので、あらかじめ確認しましょう。
あと、端子のタイプも色々あるようなので、注意が必要。
0'. 録音環境を準備する
極力無音の環境を準備する。(録音中はエアコンをとめておくなど。)
1. 録音する
参考サイト1. Windows 10 の「ボイスレコーダー」を使い、音声や音楽の録音を行う方法 に詳しく書かれているので、本記事では省略します。
2. 加工する
参考サイト2. 「Sazanami」老舗の無料サウンドエディター - 窓の杜 などの、音声波形加工ツールを使って、加工します。
加工する前に、音がしっくりくるか?を波形を部分再生して確認します。
波形がサチってないか(下限上限に張り付いてつぶれていないか)、小さすぎないか、についても見ておくとよいです。マイク音量を調整したり、音を鳴らす場所(マイクとの距離)を調整したりすると改善するかもしれません。
とりあえず、自分がやった点は下記です。
- 欲しい波形部分を切り出す。
- 音量を正規化する。
- 波形の立ち上がりまでの時間を極力短くする。(波形を時間軸方向に拡大して、ほかの波形との開始タイミングを一定に保つのがよい。2)
- 波形の終わりを適当に決めて、切り詰める。(ここはテキトウにやってます。)
- 開始部分を選択してフェードイン加工する。
- 終了部分を選択してフェードアウト加工する。
フォーマットの変換
ファイルサイズを小さく抑えるためでもあるが、波形間で統一するのがよい。
※基本的にはフォーマット変換すると音質が劣化するので、聴くに堪えれる音質かどうかをチェックしながら決めるのがよいかと思います。
今回のサンプルは、モノラル(1ch)、8bit/サンプル、サンプリングレート22050Hzにしました。
- サンプリングレートを一定の値にする。
- 1ch(モノラル)にする。
- ビットを一定の値にする。3
3. 不要なヘッダ情報の削除
個人情報の流出防止とか、ファイルサイズの観点から、不要なヘッダ情報(録音者とかコメントとか)は削除したほうがよいです。
加工の際に参考サイト3で変換した結果、ヘッダ情報が消えたようなので、今回はそれで兼ねている。。。(参考サイト3が保証しているわけではないので自己責任でお願いします。。。)
そのうちwavヘッダ情報について調べたいと思います。
参考サイト
- 「Sazanami」老舗の無料サウンドエディター - 窓の杜
- Waveファイルのフォーマット変換
- ドラッグ&ドロップされた画像や音声ファイルをインラインimgやaudioタグに変換するツールをつくってみた - Qiita
-
容量についての記載ありました:Pen Limitations - CodePen Blog ↩
-
今回の波形データでは、時間を測らずテキトウにやってます。。。 ↩
-
ここだけ参考サイト2のツールでのやりかたが分からず、参考サイト3で実施しました。 ↩