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Ruby読めない僕が紹介する、Redmineを基本無料で構築する方法(初級編)

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わかってる人向けの1行説明

OpenshiftのInstant AppからRedmine2.4を運用します(2014/08/06現在)。


概要、もしくはOpenshiftとは何か

採用事例が各所で増えているバグ管理……

というよかプロジェクト管理システムとして、既にスタンダードとなっているRuby on Rails製アプリ、それがRedmine。

しかし、Railsに慣れてない方は、その導入のハードルが非常に高い。

僕も構築の段階で、数々の煮え湯を飲んできた。

とまれ全部入りRedmineパッケージのALMiniumや、PHP製のCandyCaneもある。いずれも導入が楽な素晴らしいシステムなんだけど、アップデートリリースのタイミングを考えると、ちょっと二の足を踏むことも。

(以下から佐世保弁でお読みください)

そこで本日ご紹介いたしますのが!

RedHat社によるPaaSサービスのOpenShiftです!

なんとRails環境構築&Redmine導入の手間なし!ブラウザだけで即利用可能!

システム利用料は全てRedHat社が負担いたします!(但し、無料枠には制限があります)

更にコンソールに立ち向かう勇気があれば、アップデートやプラグイン導入も思いのまま!

さあ、お申し込みは今すぐ!


対象読者


  • RubyとかRuby on Railsとかよく解らない、gemとかbundleとか聞いたこともない

  • 黒い画面(コンソール)がこわい

  • だけど、バグ管理やTiDD(チケット駆動開発)に興味がある、試してみたい

  • 英語はこわくない、我々にはGoogle翻訳がある

  • 上記の条件を全て満たした僕


運用開始までの3ステップを雑に説明


Openshiftのアカウントを作る

https://www.openshift.com/app/account/new

こちらから必要事項を記入して登録し、ログインしましょう。


Applicationの追加

ログインが終わったら、「Applications」から「Add Application」を開き、

キーワード検索で「Redmine」を探しましょう。

後はURLを決めてMySQLを5.5にするなどして、

「Create Application」を押して、数分待つだけ。


ログインと設定

これだけでもう、Redmineが運用できます。

が、その前に最低限のセキュリティ対策を。

初っ端のユーザは1人だけ、ID:admin PW:adminです。

ログイン後、「個人設定」からパスワードを別のものに変更しましょう。必ず。絶対に。

自分一人で利用するならこのままでも問題ないのですが、

社内・チーム利用や、他の誰かを招待する可能性がひとつでも在るならば、

adminユーザから自分の名前のユーザを作成し、それを利用しましょう。

あ、ブックマークする際は、必ずhttp:// から、https:// に変更しましょう。

https接続も無料ってのが嬉しいじゃありませんか。


僕がOpenShiftにて構築・運用した雑感


利点


超簡単

ブラウザ操作だけで構築できる。

コンソール叩かない。RubyもUnix環境もサーバ構築も必要ない。すごい。

下手すりゃパートのおばさんにも説明できるレベル。

これが……DevOpsか……!(最近覚えたよくわからん言葉使い隊)


基本無料

Gearと呼ばれるインスタンスが3つまで無料。

カスタムドメインでの運用も無料とか凄すぎる。

Gear4個目からは1個ごとに$0.02/1h、$0.48/1dなので安……い(ちょっと言いよどむ


割とセキュア

自前でサーバ立てるとなると、案外とSSL接続の設定でつまづいたり、

格安証明書でも年額1000円以上はするし、かといってオレオレ証明書は……なんて悩むこともあるのですが、

そんな事考えなくてもデフォルトでhttps接続が利用できます。

フォーム入力時の安心感が違います。

それに、Webサーバの脆弱性の心配を運用がしなくても良い、というのが何より。

(まあRubyなどGearに乗っかってるアプリの心配はすべきでしょうが)


欠点


遅い

日本リージョンが無いので詮無きことではありますが。

また半日アクセスしてないと、初回の読み込み時間に10秒以上掛かることもしばしば。

「これらのPaaSなどで実際に運用する時は、CDNサービスの検討も視野に入れて」

と、参考にしたブログの偉い人が語ってましたが、全くその通りかと。

とまれ仲間内のみの運用で、イライラしないのであれば問題ないかと思います。

日本で展開されている純国産PaaS、mogokを利用する手もアリです。

これもredmineの簡単インストールが用意されてたと思います。

とまれコンソール操作を踏まえた優位性としては、個人的にはOpenshiftに軍配を上げたい。

まあ、パフォーマンスや運用時の柔軟性を考えるなら、

EC2やVultrあたりのVPSを借りちゃって、

DockerなどでRedmine環境を立ち上げるのが一番なんですけどネ!


Redmineがちょい古い

現在は2.5.2なのですが、これは2.4です。

アップグレードするにはRubyをコンソールで操作できる環境が必要になります。

しかし2.5はMarkdown形式での記述が(experimentalですが)可能だし、

セキュリティリリースもあったりするので、

是非アップグレードに挑戦して頂きたい、のですが……。


アップグレード、テーマ、プラグインの追加にはコンソール操作が必要

まあ甘えすぎんなって話でもあるんですが!

Redmineは素の状態でも十分にしゃぶりつくせる優良システムだとは思ってますが、

実際に運用しはじめると、どうしてもプラグインが欲しくなってきたりします。

あとUIのダサさに辟易することもままありますハイ。

そういう時は、勇気を出してコンソールでの操作を試してみるのも良いかと。


そして中級編へ

僕のテンションが続くなら、中級編を書こうかな、と思ってます。

* Openshiftをコンソールのコマンドラインで扱うツールrhcの導入

* Openshift上のRedmineを2.4から2.5にアップデートする

* テーマを導入する