日本Springユーザ会主催の
JSUG勉強会 2018年その4 Spring 5 & Spring Boot 2ハンズオン
に行ってきました。
概要
講師はJJUG CCCなどでも頻繁に発表されているカサレアルの@suke_masaさん。
内容は30分(みごとにぴったりの時間!)の講義と、
残り2時間半のSpring5,SpringBoot2のハンズオンでした。
講義のスライド
https://www.slideshare.net/masatoshitada7/30spring-5-spring-boot-2-103523666
ハンズオンの教材
https://github.com/MasatoshiTada/spring5-boot2-handson
講義 :初めてでも30分で分かるSpring 5 & Spring Boot 2オーバービュー
Spring初級者向けに、
言語化しづらいDIとは?SpringBootとは?などが胸に落ちる感じで解説してくれました。
Spring5からの機能は
自分も含め、JPAに拒否感が多い(ような気がする)日本では期待のSpring Data JDBCや
JUnit5対応したSpring Testなど。
ハンズオン
教材のソースコードにはTODOで要修正の箇所が指定されていて、
容易に進めることができました。
Spring5パートでは、Spring Bootでは意識することがない設定ファイルの理解が深まるつくりになっていました。
また、スライドでも触れられていたSpring Data JDBCや@SpringJUnitConfigを使用したテストコードで大変参考になりました。
Spring Data JDBCはJPAと比較すると学習量はかなり低そうなイメージ。
interfaceだけ定義して、起動時に実装クラス作成とのことなので、大規模システムだとどうなるんだろうと思ったり。
回避策はあるのでしょうが。
採用にはページネーションの実装とか、いろいろ調査が必要だけどJPAに変わる選択肢ができたのは嬉しいですねー。
SpringBoot2パートでは、
Spring5パートで作成したconfigがこんなに不要になるよ、と小気味好く理解が進む形式でした。
Spring Boot触っていると、どこかで思ったように動作できなくなって、
AutoCofigureを学習したりするんですが、最初にこのハンズオンやっておくと勘が働くようになりそうです。
まとめ
SpringBoot1系で実装していた自分にとっては、修正点が短時間で把握できる非常に参考となったハンズオンでした。
@suke_masaさんありがとうございましたー!