Railsでルーティングを定義する場合、config/routes.rbに記載しますが、ルーティングが多くなってきたり、サブドメインを管理する場合には分けて管理したくなります。
そこで、config/routesディレクトリに分割したルーティング定義を配置し、開発時に変更が自動で反映されるようにします。Rails5.0.2で確認しているので、自動読み込みの設定方法はRails4などと多少変わっていると思います。
config/application.rb
設定ファイルconfig/application.rbに以下のように追記します。
config.paths.add 'config/routes', eager_load: true
config/routes.rb
続いて、標準のルーティング定義であるconfig/routes.rbで分割したルーティング定義を読み込みます（Rails.application.routes.draw do内に記述します）。
Dir.glob(File.expand_path("#{Rails.root}/config/routes/**/*.rb", __FILE__)).each do |file|
instance_eval(File.read(file))
end
従来の対応方法
以前に同様のことを実現するために調べた際に以下のようなコードをconfig/initializersに配置していました。
if Rails.env.development?
class RoutesReloader
ROUTES_PATH = Dir.glob("config/routes/*.rb")
def initialize(app)
@app = app
@routes_reloader = ActiveSupport::FileUpdateChecker.new(ROUTES_PATH) do
Rails.application.reload_routes!
end
end
def call(env)
@routes_reloader.execute_if_updated
@app.call(env)
end
end
Rails.application.config.middleware.use RoutesReloader
end
上記では、開発中に何かしらエラーが発生した際にエラー箇所が最後まで表示されない問題がありましたので、改めて自動読み込みの設定を調べてみました。
その他、最適な設定は随時アドバイスお願いします。