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28歳未経験からいきなりフリーランスエンジニアになったらこうなった

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現在32歳で約4年間フリーランスエンジニアをやってきて現状こんな感じ!というのを自分自身の振り返りも兼ねて「しくじり先生」風に書いていく。

自己紹介

1991年6月生まれ
趣味はサッカー観戦(柏レイソルが好き、ドラム)

略歴

  • 16歳 サッカー推薦で進学した高校を3ヶ月で辞めて通信の高校に転校
  • 18歳 大学に進学
  • 22歳 医療機器の営業職
  • 26歳 仕事を辞めてバンドを始める
  • 27歳 バンドを辞めてこれからはITだと意気込んでSES企業に就職
  • 28歳 30歳までに起業すると決めたのでとりあえず会社を設立し独立
  • 現在(32歳) 大手ベンチャーにてフロントエンジニア(業務委託)として働きつつ、自社サービスを作る

27歳 バンドを辞めてこれからはITだと意気込んでSES企業に就職

これからエンジニアになるべくバンドの経験を面接で話したら簡単に就職が決まった。
だが現場ではコードは一行も書かず、こんなはずじゃなかった。
これは紛れもなく自分に実力がないのが原因だ。

28歳 仕事ではコードを書けないから自分でやろう

略歴でも記載したが27歳でSES会社に就職した時から30歳までに起業または独立すると決めていた。
理由は起業ってなんかかっこいいと思っていた。
「今の会社ではやり切った」とか「こんな世界を作りたい」みたいなカッコ良い動機は1つもない。
16歳のときにピアスをあけた時と全く同じ理由だ。
今思えばそのくらいライトに独立、起業したのは正解だったと思う。
具体的な理由があると、その理由がなくなったり通用しなかったら起業して仕事をするモチベーションがなくなるからだ。

そんな理由でweb制作を中心とした仕事を受託しようと思い、意気揚々と会社を立ち上げたが大きなミスを犯した

1つ目のしくじり

webサイト1回も作った事ない…わかってたけど...

そんな技術力0、人脈0の自分が4年間フリーランスエンジニアをなぜ続けてこれたのかを振り返りながら解説する。

設立期

会社を作ったら仕事が来るという甘い考えの脳死会社設立

webサイトを1回も作った事ない自分が1番最初にやったこと

それは兄がやっている福祉施設のwebサイトを無料で作るところから始めた

もちろん収入は0、貯金もほぼなし

この時の収入源はUber配達員としての収入のみ

奮起

兄のwebサイトをWordPressで作って、なんとなくこれは行けると勘違いしていた自分は

クラウドソーシングに登録して案件を獲得しようと試みるが100件営業して取れたのはわずか2件

しくじり

LPの制作費用ばっくれられる

教訓

契約書はしっかりと!

自分は契約書を巻かずに頼んでくれるのであればと相手の言いなりになっていた。

契約書をまいていれば色々と法的措置も取れたが泣き寝入りするしかなかった

WEB制作期

仕事のつながりはないながらも親戚や友達に「会社を設立してweb制作の仕事をしている」と片っ端から話すようにしているとうちの会社のwebサイトを作ってよ!と話が来るようになってくる。

2つ目しくじり

コーポレートサイト大体10万円~30万円で作る

経験0の自分は単価の設定方法もわからず安く買い叩かれてしまう。

これは自分の技術力と相手にどれだけの効果が見込めるのかの価値説明が下手くそだったことが原因。

web制作の受託は特にフリーランスあるあるだがクライアントがリテラリーが低くどのくらい大変なのか理解してもらいづらい

web制作受託に限界を感じてくる

自分で仕事作れば良いじゃん期

どうにか自分で稼ぐ算段を立てたいと思い

兄が福祉系のYOUTUBERをやっており、社会福祉士の資格取得の動画を配信していためこれを自分が今までやってきたWordPressの知識と合わせれば金稼げるんじゃね?と

兄貴のタッグを組み「社福の学校」というwebサービスを設立。

2024年にNext.jsにリプレイス

3つ目しくじり

stripeアカウント永久凍結事件

wordpressの知識はそこそこについてきていたが、決済サービスの知識はほぼなくwordpressのプラグインを使用して決済を導入していたが、利用規約などの作成がおろそかでstripeに危険なアカウントと判定されてしまう。

教訓

当たり前だがAPIなどのドキュメントを熟読ししっかりとルールに従って実装を進めないと痛いめにあうので気をつけよう

そしてフリーランスは自分を守るものは自分しかいないということは常に忘れずに。

こんな問題もありながらも自分で仕事作ればいいじゃん作戦は意外と当たり現在会員数が2755人で月額6480円有料会員数が291人と自分で仕事を作ることに成功!

そしてUber配達員卒業をすることができた。

この頃が会社を設立して1期目が終わった頃

ちゃんとエンジニアになりたい期

こんなweb制作のみの仕事に危機感を覚えた私はちゃんとエンジニアリングをしたいと思うようになる。

というか一人でやるの飽きてきた。

そこでプログラミングの学校に通うことに決めた。
選んだ学校は「ジーズアカデミー」という学校だ。
起業するための手段としてプログラミングをやろうよ!と言ったような学校で見つけたときに「これだ!」と思ってすぐに説明会に参加した。

そこで一からプログラミングを学び、laravelでミニアプリを作ったり、reactを使ってspotifyのAPIを叩いてみたりとwebサイトに命を注いでいるような感覚を味わいプログラミングの楽しさ、仲間と何かをやることの素晴らしさを改めて感じた。

学校を無事卒業してフロントエンドの仕事が欲しいと思い友達にreactの仕事をくれと言ったら

Next.jsとNFTのアプリ実装の仕事をもらえた。

しくじり

PMがいない地獄案件

デザイナーはなぜかフロントエンドの自分がやることに、そしてタスクの管理はなく何から始めていいのかわからない。

これは自分の実力不足もあり初のNext.js案件は辞退することに…

教訓

会社設立当初からなんとかなる精神で今回もNext.jsまともにやったことないけどやってみた。
こんな無鉄砲な仕事の取り方は精神をすり減らすことが多い。

仕事を受けたからには絶対にやり切る覚悟、できなくても徹夜でどうにかする決意が必要だ。
これができないならやめておいた方が良い。

自分は相手との関係性が友達の時には自分の実力をしっかりと説明した上で挑戦させてほしいとお願いしてアサインしてもらってたためなんとかなってるが結構辛い。

実力はつくけど

ちゃんとエンジニアになれてきた期(現在)

大手ベンチャーでフロントエンジニアで働きつつ、福祉のwebサービスをNext.jsで開発をしたり、地方の工務店のITコンサル的なことをしながら生活してる

これまでの学び

行動する奴が勝つ!

なぜなら自分自身が技術力0、人脈0から始めて約4年間ありがたいことに色々なお仕事をいただき、仕事を作り、32歳毎日充実したエンジニアライフを送っている

行動力のみでなんとかやってきている。

これからはしっかりと実了をつけてもっと活躍できるエンジニアになりたいと共に

1人会社ではなく組織化できる会社を作り仲間と一緒に成長していきたいと思ってる。

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