概要
引数を受け取らずに値を提供するための関数型インターフェースであり、get()
メソッドを持つ。
使い方
例
import java.util.function.Supplier;
public class SupplierExample {
public static void main(String[] args) {
Supplier<String> supplier = () -> "Hello, World!";
String result = supplier.get();
System.out.println(result);
}
}
上記の例では、Supplier<String>
型のオブジェクト supplier
を作成し、get()
メソッドを呼び出している。get()
メソッドは引数を受け取らず、String
型の結果を提供する。ラムダ式 () -> "Hello, World!"
は get()
メソッドの実装を提供している。
実行結果
Hello, World!
この例では、Supplier
インターフェースを使用して静的な値 "Hello, World!" を提供しているが、get()
メソッドの実装には動的な値を返すロジックを記述することもできる。
Supplier
インターフェースはジェネリクス1であり、get()
メソッドが提供する値の型を指定する必要がある。
上記の例では、String
型の値を提供しているが、任意のデータ型を使用することができる。
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特定の型に依存せずに汎用的なコードを記述できる手法。 ↩