難しい技術こそ英語で学ぶべき7つの理由
英語を避けているがために、技術力が伸び悩んでいる方は意外といらっしゃるのではないでしょうか。調べても英語の情報しかないため、スキップしているとか、おすすめの本が日本語に翻訳されていない洋書だったりとか。しかし、いつまでも避けていくわけにはいかないですよね。
私も一年半前くらいから、渋々英語で技術書などを読む必要性が出てきたのですが、続けていると「 難しい技術こそ英語で読むべき、学ぶべきではないか」と感じてきましたので、いくつか理由をご紹介したいと思います。
英語で読む時間 < 内容の難しさを咀嚼する時間
日本語で読んだとしても、その後の内容の難しさを咀嚼する方に時間が取られるので、英語を読むスピードはそれほど重要でない場合が多い気がします。
英語で読むほうが熟読しようとする
日本語で読むと難しい部分はどうしても読み飛ばしてしまう感じがします。あと、個人的な意見ですが、日本語で書かれた小難しい文章は眠気を襲う。英語だと、そもそも読み飛ばすと内容がわからなくなるため、じっくり読むマインドが始めから醸成されています。
論文読みにステップアップしやすい
特に機械学習の分野などはこのメリットが大きいと思います。
単語が英語で把握できる
googleで用語を検索するときも英語の単語で検索すればヒットしやすいです。日本語だと複数の対訳があるときに分散してしまうので検索が難しくなるし、そもそも日本語の記事がヒットしない可能性が高い。
日本語の解説よりもより正確で詳細
公式に配布されている日本語のドキュメントでも最新の仕様とかなりの時間差があったりしますので、英語の公式ドキュメントのほうがより正確だし、圧倒的に詳しいです。
翻訳でコントリビュートできる
もし、英語の技術ブログを読んでものすごく良質なものだと感じたら、著者に確認をとった上で翻訳するというチャンスもあります。qiitaは翻訳文書に対してcontributionが出やすいので、一定の成果が出たと感じるのではないでしょうか。
単純に英語力が上がる
英語で一冊の本を通読することの抵抗感が薄れます。原書は良書だが、翻訳の質が悪かったりすると、本を読まない口実を自分で作りがちですが、英語への抵抗感が薄れると、原書をそのまま読もうとなります。
いかがでしたか? 他にも日本語訳を待たずに済むなどのメリットもあります。みなさんも試してみてください!