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タイミーで組織マネジメントしながら考えていることなど

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こんにちは。タイミーのデータ統括部でマネージャーをやっておりますKimuraと申します。私は今年タイミーに入社させていただき一年弱ほど活動してきたのですが、本アドベントカレンダー記事では、タイミー生活の中で私がぼんやり考えていることをポエミーにお届けできればと思います。

物流倉庫に行って驚いた

タイミーでは入社時に全員、タイミーを使ってスポットワークを体験するという、ワーカー体験の研修が必須になっています。私は物流倉庫の軽作業に申し込みました。前職で物流倉庫の業務自体は耳学問としては知っていて何度か見学などしたことはあったものの、実際に体験してみるのも良いかもしれないというのが動機です。しかし、私はそこで思いもよらぬ体験をすることになりました。

私がお伺いした物流倉庫は色んな場所にあるEC業者の倉庫から搬出された荷物を集荷し、宅配車に載せ替えるという業務を行っている倉庫でした。何の荷物がどの車から搬入され、どの車に乗せて搬出するか等は事前にEC業者から指示書が届いており、指示通りのオペレーションをするというのがワーカーに課せられたタスクです。

十数台の車から十数台の車に数百個の荷物を積み替えるというかなり複雑な業務を行う必要があるのですが、オペレーションがめちゃくちゃ仕上がっているために、プロパーと思われる方1名と10名前後のスポットワーカーのみで、一時間程度で搬入から搬出までを終えることが出来ていました。これを体験して私は大きな衝撃を受けました。これまで伝え聞いていた物流倉庫のオペレーションとは完全に一線を画していたからです。

タイミーが創る世界の先

元々タイミーに入社する動機として、このサービスは世の中に大きなインパクトを与えることが出来そうだと直感的に感じていたということがあります。事実、国の労働者人口は減少し続けており、肌感覚としても人手不足を最大の経営課題とする企業が少なくないと感じることも多いです。しかし、ワーカー体験を通じ、タイミーの可能性はそこを遥かに上回る確信を得ました。

タイミーを始めとするプレイヤーが提供するスポットワークという世界観は、近いうちに世の中のデフォルトになるのはもう間違いないと思います。そのときに何が起こるか。前述の物流倉庫のような、ほとんどスポットワーカーだけで業務が遂行できるくらいまでオペレーションの仕上がっているプレイヤーはどんどん事業拡大し、業績を伸ばしていくことが出来るであろう一方で、旧態然としたオペレーションの物流倉庫は人手不足とコスト増加に耐えきれず、どんどん消滅していくことになると感じました。

またこれは物流倉庫に限らず、今人手不足が課題になっているすべての企業についても同様でしょう。スポットワーカー前提で業務遂行できるよう他社のベストプラクティスを真摯に学び、オペレーションを組み替え、パラダイムシフトに備えるということを今すぐ実行に移す必要があります。スポットワークという概念は、それほどまでにディスラプティブで、大きなインパクトを持っているものなんだと確信しました。

そんな中でなにをやっていくべきか

私はデータ領域のエンジニアリングマネージャーとしてタイミーに入社しています。プロダクト領域のエンジニアはプロダクトを磨き込み、進化させることがミッションです。データ領域のエンジニアがやるべきミッションはなんだろうと考えたときに、データを用いてタイミー事業全般をエンハンスすることだと定義出来るのではないかと思っています。ただ、これはあくまで短期的な定義です。

先述の通り、タイミー事業というのは遅かれ早かれ顧客の進化も伴ってくると考えています。そうなったときに、エンジニアとしてやるべきことは大変多岐に渡り、且つエキサイティングなものになるのではないでしょうか。所謂DXということの一部にはなるかとは思いますが、DXのようなぼんやりした概念ではなく、「スポットワーカーを使って業務遂行できるオペレーションを作る」という非常に明確なミッションの元、それを支える仕組みを作るというのは私は明確にエンジニアの仕事になるものと考えています。

効率の良いオペレーションというのは必ずデータ利活用とセットです。直近はタイミー社内のデータ利活用でオペレーションエクセレンスを沢山産み出し、それを外部企業にも適用し、スポットワークを通じて世の中を進化させる、というのが、タイミーのデータ領域における、長期のミッションだと言えるのではないでしょうか。

まとめ

ここまで書いたことは一個人の脳内を垂れ流したに過ぎません。ですが、あながち単なる妄想とも言えないのでは、とも思っています。そんなようなことを考えながら、しっかりとタイミーを進化させる一助として引き続き業務に邁進していきたい所存です。一緒にやりたいという方がもしいらっしゃいましたら、是非ご一緒しましょう。それではみなさん良いお年を。

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