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Java勉強メモ2_基本概念

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基本概念

オブジェクト指向プログラミング

オブジェクト指向プログラミング(OOP)は、プログラムをオブジェクトの集合としてモデル化するアプローチです。オブジェクトはデータ(属性やフィールド)と、データを操作するための手続き(メソッドや関数)をカプセル化します。OOPの主要な概念には以下のものがあります:

カプセル化: データ(プロパティ)とメソッド(機能)を一つのユニットにまとめること。
継承: 一つのクラスが別のクラスの特性を引き継ぐこと。
ポリモーフィズム: 同じインターフェースを共有するが、異なる行動を取るオブジェクトを作成する能力。
抽象化: 複雑な現実世界を単純なモデルにするプロセス。

Javaプログラムの構造

Javaプログラムはクラスとオブジェクトに基づいて構築されます。プログラム実行のエントリーポイントはmainメソッドです。以下はその基本的な構造です:

MainClass.java
public class MainClass {
    // メインメソッド - プログラムの起点
    public static void main(String[] args) {
        // 実行されるコード
    }
}

コメントの使い方

コメントはソースコードの読みやすさを向上させるために使われます。Javaでは以下の2種類のコメントがあります:

単一行コメント: // に続くテキストはコメントとして扱われます。
複数行コメント: /* で始まり */ で終わるテキストはコメントとして扱われます。

識別子とキーワード

識別子: Javaでクラス、変数、メソッドなどを識別するための名前です。識別子は文字、アンダースコア、またはドル記号で始まる必要があり、その後に文字、数字、アンダースコア、ドル記号が続くことができます。
キーワード: Javaの言語に予約されている単語で、特定の機能や命令を表します。例えば、class、public、static、if、elseなどがキーワードです。

keyword.java
abstract    assert        boolean     break        byte
case        catch         char        class        const*
continue    default       do          double       else
enum        extends       final       finally      float
for         goto*         if          implements   import
instanceof  int           interface   long         native
new         package       private     protected    public
return      short         static      strictfp     super
switch      synchronized  this        throw        throws
transient   try           void        volatile     while

// Java 9以降で追加されたキーワード
module      requires      exports     opens        to
uses        provides      with        transient    var

// Java 10以降で追加されたキーワード
var

※ const と goto は予約されていますが、Javaでは使用されていません。

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