導入のきっかけ
会社でアナログ電話を使用しているが、事務所内だけでなく、Wifi環境のある事務所外(工場内)で通話したいと思い、AGEPhoneの導入を試みた。
導入で手こずる点があったのでメモ。
そもそも個人契約のひかり電話では、HGWとしてpr500MIなどが配られるが
法人契約のひかり電話オフィスタイプではog420xiなどの機器+GE-ONUが配られる事が多い。
NTT公式によると、AGEPhoneは個人契約のひかり電話のみサポートしているらしい。
(オフィスタイプは動作保証外)
モノは試しにやってみる。
設定
AGEPhone(iphone)で自動登録はできた(ひかり電話(東日本)を選択した)
og420xiのWeb管理画面>IP端末設定>IP端末(MACやIPアドレス)無事登録されている。
AGEPhoneの画面から、任意の番号に発信できることを確認。
うまく行ったと思いきや、着信だけができない...
うまくいかない
WireSharkでキャプチャしてみると、どうも発信時のSIPパケットは流れているが、着信時が全く流れていなかった... なぜだ...
詳しく調べると、og系にはマニュアルに書いてあるUserLoginとは他に、Admin権限のログインがあるらしい。2chにそれらしきパスワードがあるが、Login出来ず。
どうもパスワードが流出しすぎて、NT●側がブチギレて、MACアドレスからPassを生成するように、FWアップデートしたらしい。そのツールは工事担当者しかわからないとの情報を発見。
工事担当に問い合わせ、無事AdminをGet、ログインできた。
−−−− IP端末設定が増えている!
ログイン出来たけど
着信グループ設定なるものが増えていて、外線着信時にどの端末を鳴らすか選択できるようになっており、私の環境では、アナログ回線のみになっていた(そりゃAGEPhoneで着信しねーわ)
AGEPhoneをグループに追加し、着信方法を一斉着信にしてみる。
−−−− 一斉着信はアナログ回線のみで可能です。
あー。マジかよ、、、
個人向けのpr500MIなら、IP端末とアナログ電話で共用できるのに...
というわけで、暫定的にIP端末のみでの運用となった。無事着信は可能に。
まとめ
ひかり電話オフィスタイプでのAGEPhone利用は可能である。
ただしog420xaではアナログ回線とIP端末の一斉着信はできない。
どうにかして共存させたいので
FXO-ATA導入を検討中...