intel Mac に(限らず)、windows 11をインストール際にチェックされるTPM2.0を回避する手順です。
Windows 11 22H2 への更新の際に、Rufas(ブータブルUSBディスクを作るツール)を使う方法です。
超簡単でした。
下は21H2からのアップデートのことしか書いていませんが、Windows 10からもできるらしい。
私の環境
- intel Mac (Widows 11 21H2インストール状態からの更新インストール※)
- 中身が消えてもよいUSBメモリ(8GB以上)
※ Windows 10からの更新インストールもできるらしいです。
1. 準備
(1) Windows 11 ISOイメージをダウンロード
https://www.microsoft.com/software-download/windows11
私は、英語版をつかうので、Win11_22H2_English_x64v1.iso
をダウンロードしました。
(2) Rufusをダウンロード。
https://rufus.ie/en/
自分は、rufus-3.21.exeをダウンロード。
(rufus-3.21p.exe(ポータブル版)も、rufus-3.21.exe(非ポータル?版)もバイナリは同じ。)
2. インストール媒体を作成
(1) rufus-3.21.exeを起動
Deviceには、ターゲットのUSBメモリを選択。(写真は、Dドライブに挿入したUSBメモリ)
Boot SelectionにはダウンロードしたISOイメージファイルを選択して
[START]を押す。
(2) rufusのオプション設定
デフォルトのまま[OK]を押す。(一読して理解して選択してもよいです。)
最上段のチェック項目がTPM2.0回避の設定。
USBメモリの中身が消える警告画面が表示されるので[OK]を押して継続。
資源がコピーされることを待ちます。
3. いざインストール
(1) USBメモリに集約されたSetup.exeを起動。
私は今回は更新なので、windows OSが起動した状態(USB媒体からのブートは不要)から実施。
"Change how Setup downloads updates"を選択。
(2) オンラインで更新されないために・・・
"Not right now"を選んで[NEXT]を押します。(なるほど!)
あとはEULAを読んで[Accept]を押したり淡々と進めます。
数十分すると、更新作業が完了します。
4. さてRufasはどうやって・・・?
WinMergeで、オリジナルのISOの中身と、USBメモリのコンテンツを比較すると、
Rufasが何をやっているか観察することができます。
おまけ
構造全体を把握しようとすると、WinPEの出番です。
2022/12/14 スマホで読みにくいのでインデントを修正。旧ドキュメントへのリンクをはりました。他微修正。