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Node-RED(enebular)のobnizノードを使ってみる

Last updated at Posted at 2019-03-04

 obnizには"Cloud API"というAPIが用意されています。これはWebSocketでjson形式のコマンドを送ると、IO制御やディスプレイの表示を変えるといった操作ができます。

 このCloud APIをノンプログラミングで利用できるよう、Node-REDobnizノードが用意されています。

2020年10月にobnizノードのアップデートがありました。 ↓をご参照ください。 [Node-REDのobnizノードがバージョンアップした!](https://qiita.com/wicket/items/e150e78cd787da03493e)

 Node-REDは株式会社ウフル様の「enebular」の環境を使用しました。

 今回はobnizノードを使い、Node-REDのinjectノードのボタンを押すと、obnizの画面に"Hello,obniz!"が表示されるデモを作成します。手順は次の通りです。

 1.Node-REDにobnizノードをインストールする
 2.Node-REDでフローを作ってデプロイする
 3.動作確認

##1.Node-REDにobnizノードをインストールする
enebularのNode-RED環境を起動します。環境が立ち上がると画面右上"デプロイ"ボタンの下にタブがいくつか表示されています。
 "admin"タブを選択し、入力欄に次の文字を入力します。
  node-red-contrib-obniz

 入力欄下部の"Install"ボタンを押すとインストールが始まります。
obnizインストール.PNG

 インストールが完了するとノード一覧(画面左端)にobnizノードが追加されます。
image.png

##2.Node-REDのフローを作ってデプロイする
 Node-REDのフローを次の図のように配置します。
使用するノードは次の3つです。

  • injectノード
  • debugノード
  • obnizノード
    image.png
     各ノードの設定を次のようにします。
    ####injectノード
    ・ペイロードの種類を"JSON"に設定
    ・ペイロードを入力

ペイロード

   {
       "display": {
          "clear": true, 
          "text": "Hello, obniz!"
       }
   }

image.png

image.png
####obnizノード
・obniz IDを入力します。
image.png

以上の設定を終えたら、画面右上の"デプロイ"ボタンを押してデプロイ!

##3.動作確認
 injectノードの左端にある□を押すとobnizの画面に"Hello,obniz!"と表示されます。
同時にNode-REDのデバッグコンソールにJSONの内容が表示されます。

image.png

20190303_175513.jpg

image.png

##参考
・obniz Cloud API
  https://obniz.io/doc/obniz_api
 
・Node-RED日本ユーザ会
  https://nodered.jp/

・obniz node-red SDK リファレンス
 https://obniz.io/doc/nodered-sdk/README

・株式会社ウフル enebular
https://www.enebular.com/ja/index.html

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