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Googleが提供しているサービス「Teachable Machine」でヨガポーズの学習モデルを作って遊んでみた

Last updated at Posted at 2020-04-15

概要

コロナウイルスの影響で在宅ワークしているのですが、運動量が減って健康に悪いなと思い、簡単にヨガのポーズを診断してくれるものを作ってみました!

今回は、Googleが提供している画像認識・機械学習のサービス「Teachable Machine」で学習モデル作る方法に触れます。

 このTeachable Machine、何が良いかというと学習したモデルを、Node.jsやArduinoで使用できる状態でエクスポートできる ことです!
 学習させたモデルを使う方法はこちらに書きました。

以下手順です。
- ポーズを決める
- 学習用画像の収集
- 学習の実行
- テスト

ポーズを決める

 どんなポーズを学習させるかですが、ヨガ未経験なので次のサイトを参考に簡単そうな「三角のポーズ」と「山のポーズ」の2つにしました。
ヨガポーズの参考サイト

  • 三角のポーズ 三角のポーズ.jpg
  • 山のポーズ 山のポーズ.jpg

学習用の画像収集

 学習のための画像収集ですが、Webカメラを使用しTeacable Machine上で行うことができます。画像収集の準備を進めていきます。

 Teachable Machineを開くと3種類の入力パターンがありますが、今回は「Pose Project」を選びます。
image.png

 次のような画面に移るので、「WebCam」をクリックしてWebカメラモードにします。

image.png

PCに備え付けのカメラを有効にするか問われるので、有効にします。その後、学習させたいポーズをとり「Record 6 Seconds」ボタンをクリックします。これで学習用の画像を6秒間撮影されます。
image.png

同じことをClass2の方でも行います。もちろんポーズは変えて。これで画像の準備は完了です!

 ちなみに、ネットから拾ってきた画像でもいけるのでは?と思い試しましたが駄目でした...。私は機械学習に詳しくなく表現が難しいのですが、どうやら画像認識で棒人間がオーバーレイされた画像が対象のようです。

学習の実行

 画像が用意できたら、中央の「Train Model」ボタンをクリックし、学習を実行させます。画像の量やポーズの種類の多さによって時間がながくなります。
image.png

テスト

 学習が完了すると右側の「Preview」にカメラ画像が映し出され、どちらのポーズかバーで割合が表示されます。

image.png

おわりに

 ノンプログラミングでここまでできるとは...。次は学習したモデルをエクスポートして実際にアプリに使っていこうともいます。
 蛇足ですが、ヨガポーズを調べていていろいろ試しまし、使っていない筋肉を伸ばすポーズばかりで「あぁ~伸びる~」と悶絶しながらやっていました(笑)

参考

Teachable Machine
ヨガポーズの参考サイト

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