※Qiita初投稿
アメリカからやっときた!! こいつで独自片眼HMD作る側 pic.twitter.com/xWkuNfLWf0
— クレウス@PipBoy制作中 (@kleus_balut) 2016, 1月 12
片眼HMD(ウェアラブルディスプレイ)の作り方を見つけたので、片眼HMDを作ります。
おそらく日本語の情報では初だと思うので、やってみたいという方は参考にしてください。
・adafruit DIY Wearable Pi with Near-Eye Video Glasses
https://learn.adafruit.com/diy-wearable-pi-near-eye-kopin-video-glasses/overview
上記のページ内に手順があるので、分解など詳細な手順はすっ飛ばします。
目的
・バッテリー兼ヘッドフォンアンプを使わずにHMDゴーグルのみの簡素な回路を作成する
・adafruitのサイトからDLできる3Dモデルより小型なHMDユニットを作成する
ピンアサインの解析
HMDゴーグル側、JST SH4ピンのピンアサイン
※向かって左から
ピンアサイン |
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![]() |
ケーブル色 | 用途 | 備考 |
---|---|---|
黒 | バッテリーGND | |
赤1 | バッテリー+ | 4.4Vを観測 |
赤2 | コンポジット信号GND | RCA黄色端子外側 |
赤3 | コンポジット信号HOT | RCA黄色端子中央 |
赤1はリポ/リチウムイオンバッテリーから直のようです。
USB充電時も5Vにはならなかったので、5V以下推奨?
赤2と赤3はおそらくNTSCのY/C分離?だと思いますが、ちょっと調べた感じでは分かりませんでした。
今回は白黒でも問題ないのでそのまま進めました。
2016/02/15追記:
コンポジット信号のGNDとHOT側の配線だと分かりましたので、上記表に反映しました。
JST SH(SHR)4ピンコネクタは、共立エレショップまたはaitendoで入手することができます。
参考
オシロでの観測結果 |
---|
![]() |
オシロ上の番号と色 | 接続先 |
---|---|
4(青) | 元のコンポジット信号 |
1(黄) | ケーブル赤2 |
3(ピンク) | ケーブル赤3 |
1と3はバッテリー兼ヘッドフォンアンプからの信号。
次回
HMDゴーグルを直でドライブできれば、あのダサいバッテリー兼ヘッドフォンアンプともおさらばです。
次回以降、実際に3Dプリンタでガワを作ってみようと思います。
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