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Metasploitable2をM2 Macで起動する(UTM)

Last updated at Posted at 2023-01-19

セットアップの参考動画:
https://www.youtube.com/watch?v=XwKuoGyZI_U

Metasploitable2について:
https://kaworu.jpn.org/security/Metasploitable

[概要]

VirtualBoxはM2チップに対応していないため、UTMでMetasploitable2を起動する。そのために、Metasploitable2イメージをqcow2形式に変換する。

[イメージの変換手順]

metasploitable2をダウンロード
DLページ:https://sourceforge.net/projects/metasploitable/

homebrewをインストール

% /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

※homebrewについて:https://zenn.dev/sawao/articles/e7e90d43f2c7f9

qemuをインストール

% brew install qemu

※qemuについて:https://qiita.com/seigot/items/6590cd23e406ca41bc13

metasploitable2のファイルがある場所に移動。

% cd [metasploitable2のファイルがあるパス]

lsコマンドで各種ファイルがあることを確認。

% ls
Metasploitable.nvram	Metasploitable.vmsd	Metasploitable.vmxf
Metasploitable.vmdk	Metasploitable.vmx

qcow2形式のイメージにコンバートする

% qemu-img convert -O qcow2 -c Metasploitable.vmdk MetasploitableM2.qcow2

特にレスポンスなく完了する。
「MetasploitableM2.qcow2」というファイルがフォルダ内にできる。

[UTMのセットアップ]

エミュレータ「UTM」をダウンロードする(macOS)
https://docs.getutm.app/installation/macos/

UTM起動後、以下の手順で仮想マシンをセットアップする

・[始める]エミュレート
・[オペレーションシステム]その他
・[その他]ISO起動をスキップ
・[ハードウェア]メモリは1028mb(少なくていいと思われる)
・[ストレージ]ストレージサイズは2GB(こちらも少なくてよさそう)
・[共有ディレクトリ]デフォルトでOK
・[概要]仮想マシンの名前は「matasploitable」など管理しやすい名前でOK
 仮想マシン設定を開くにチェックする

以上で保存する。

続いて、仮想マシンの設定画面が開くはずなので以下の設定をする。
(開かなかったら仮想マシンを選んで編集する)

・IDEドライブ>ドライブを削除 する
・QEMU>UEFI起動 のチェックを外す
・ドライブ>新規>読み込む から 先ほど生成した「MetasploitableM2.qcow2」を選択する

以上を保存し、マシンを起動する。

[起動手順]

以降はUTMからmetasploitabe2を起動できる。ユーザ名、パスワードは共に「msfadmin」。metasploitable内でifconfigを叩いてIPアドレスを調べて、同端末(別で立てた仮想マシンでも可)から疎通がとれる。

よいハッキングライフを!

スクリーンショット 2023-01-19 15.00.38.png

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