セットアップの参考動画:
https://www.youtube.com/watch?v=XwKuoGyZI_U
Metasploitable2について:
https://kaworu.jpn.org/security/Metasploitable
[概要]
VirtualBoxはM2チップに対応していないため、UTMでMetasploitable2を起動する。そのために、Metasploitable2イメージをqcow2形式に変換する。
[イメージの変換手順]
metasploitable2をダウンロード
DLページ:https://sourceforge.net/projects/metasploitable/
homebrewをインストール
% /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
※homebrewについて:https://zenn.dev/sawao/articles/e7e90d43f2c7f9
qemuをインストール
% brew install qemu
※qemuについて:https://qiita.com/seigot/items/6590cd23e406ca41bc13
metasploitable2のファイルがある場所に移動。
% cd [metasploitable2のファイルがあるパス]
lsコマンドで各種ファイルがあることを確認。
% ls
Metasploitable.nvram Metasploitable.vmsd Metasploitable.vmxf
Metasploitable.vmdk Metasploitable.vmx
qcow2形式のイメージにコンバートする
% qemu-img convert -O qcow2 -c Metasploitable.vmdk MetasploitableM2.qcow2
特にレスポンスなく完了する。
「MetasploitableM2.qcow2」というファイルがフォルダ内にできる。
[UTMのセットアップ]
エミュレータ「UTM」をダウンロードする(macOS)
https://docs.getutm.app/installation/macos/
UTM起動後、以下の手順で仮想マシンをセットアップする
・[始める]エミュレート
・[オペレーションシステム]その他
・[その他]ISO起動をスキップ
・[ハードウェア]メモリは1028mb(少なくていいと思われる)
・[ストレージ]ストレージサイズは2GB(こちらも少なくてよさそう)
・[共有ディレクトリ]デフォルトでOK
・[概要]仮想マシンの名前は「matasploitable」など管理しやすい名前でOK
仮想マシン設定を開くにチェックする
以上で保存する。
続いて、仮想マシンの設定画面が開くはずなので以下の設定をする。
(開かなかったら仮想マシンを選んで編集する)
・IDEドライブ>ドライブを削除 する
・QEMU>UEFI起動 のチェックを外す
・ドライブ>新規>読み込む から 先ほど生成した「MetasploitableM2.qcow2」を選択する
以上を保存し、マシンを起動する。
[起動手順]
以降はUTMからmetasploitabe2を起動できる。ユーザ名、パスワードは共に「msfadmin」。metasploitable内でifconfigを叩いてIPアドレスを調べて、同端末(別で立てた仮想マシンでも可)から疎通がとれる。
よいハッキングライフを!