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クラウドログのSREチームに入ってみて

Last updated at Posted at 2022-12-17

クラウドワークス Advent Calendar 2022 の18日目の記事です。

はじめまして、クラウドログでエンジニアをしている久下です。
先日、健康診断で特定保健指導を受け、ラーメンを月に2回まで制限するという健康プランを立てました。現在は、目標達成後のラーメン食べ歩きを期待して生活しています。
クラウドワークスには10月に、クラウドログの1人目のインフラ・SRE担当として入社しました。
この記事では、クラウドログにSREチームに入ってみて感じたことや今後やっていきたいことについて書いていきたいと思います。

これまでの経歴

20代は工場でものづくりをしていましたが、リーマンショックで希望退職しました。
その後SIer、MSP、飲食関係のIT企業でエンジニアを経験しました。

転職したきっかけ

前職では担当していたプロジェクトが一段落し、今後数年どういう業務をやっていくかについて考えた場合に、おおよそ想像できるようになっていました。
とても良い職場だったのですが、そう思うと他社の話も聞いてみたくなり、いくつかダイレクトルーティングのサービスに登録してみたところ、「気になる」を送っていただいたのがきっかけです。

入社を決めた理由

カジュアル面談で、クラウドログというSaaSがあり、そちらのSREエンジニアのポジションについてお話をうかがいました。
印象に残ったのは、プロダクトが急成長していること、現状専任のエンジニアがいないということでした。
専任のエンジニアがいないということで、入社したら苦労するだろうなと思う反面、やりがいはありそうという印象を持ちました。
また、選考が終わった後に他のメンバーの方とリモートで座談会を開催していただき、その時にチームの雰囲気が良いと感じました。座談会は予想よりたくさんの方に参加していただいたので感謝しています。

入社してみて感じたこと

クラウドログのSREチームに入って感じたことを上げてみたいと思います。

英語力が足りてない

クラウドログの開発チームにはフィリピンのメンバーがいます。
フィリピンのメンバーが参加するミーティングやSlackチャンネルでのやり取りは、基本的に英語となります。
テキストでのやり取りでは、翻訳ツールを頼ることが可能ですが、口頭でのやり取りは翻訳ツールに頼ることは困難です。
私は、学生時代も特に英語に力を入れていたということもなく、英語のドキュメントを読む時も翻訳ツールに頼っていたため英語は得意ではありません。
今後は英語力も向上させていきたいと考えています。
手始めに、英単語の本を買って語彙力を増やしたりオンライン英会話サービスに加入してレッスンを受けたりしています。(最近はさぼっています...)

SaaSはセキュリティが重要

クラウドログへの契約を検討しているお客様から、セキュリティに関するチェックシートへの記入を依頼されることがあります。
入社当初は、チェック項目の多さに驚きました。
お客様に安心してクラウドログを使っていただけるようセキュリティ改善についても、随時行っている状況です。

Kubernetesは難しい

クラウドログではコンテナ管理サービスとしてAmazon EKSを採用しています。
これまでの職場ではAmazon ECSしか使ったことはありませんでした。
Kubernetesは難しいという話を耳にすることはあったのですが、実際に運用してみると登場するリソースや設定できる項目が多いと感じました。
ただ、一度設定をしてしまえば、その状態を維持するように、Podを自動で復旧させてくれるため便利だと感じています。
Kubernetesは定期的なバージョンアップも必須となるため、そちらの作業の効率化も検討する必要があります。
直近では、入社直後の2022年10月にバージョンアップを行っています。

AWS以外のクラウドの知識も必要

クラウドログへのログイン方法としてはパスワード認証以外に、Googleアカウント、Microsoftアカウント、SAML認証でのログインが可能です。
また、GoogleカレンダーやOutlookカレンダーと連携することも可能です。
そのため、GCPやMicrosoft Azureでの設定や検証が必要となります。
これまでAWS以外のパブリッククラウドを使う経験が少なかったため、随時キャッチアップをしながら業務を行っています。

モチベーションが高い

クラウドログは成長しているプロダクトということもあってか、メンバーのモチベーションが高いという印象です。
掲げている目標に対してビジネス側、開発側のメンバーが一致団結して進んでいます。
クラウドログはSaaSなので、事業に対してプロダクトの機能開発が与えるインパクトが大きいと感じています。
それが開発メンバーのモチベーションが高い理由かもしれません。

心理的安全性が高い

クラウドワークスでは仲間の仕事を称賛するカルチャーが根付いています。
発言や行動に対して否定だけされるということがないため、安心して業務に臨むことができると感じています。
入社当初は、自分では当たり前にやったことに対して、メンバーから称賛のコメントやスタンプをいただいた時は「こんなに褒めてもらえるんだ」と思いました(笑)

クラウドログの技術スタックについて

crowdlog-tech.jpeg
バックエンドはGoとPerl、フロントエンドはReactを使っています。
インフラについてはAWSを使っていて、WEBアプリケーションはEC2で運用しているものとEKS上で稼働しているものがあります。
モニタリングツールはDatadogで、Kubernetesの監視やアプリケーションのログなどを監視しています。
Datadogの設定については、Terraformでコード管理しています。

クラウドログでこれからやっていきたいこと

WEBアプリの完全EKS化

現在、EC2上で稼働しているものとEKS上で稼働しているものが混在している状況です。
すべてをEKS化していくことで、EC2インスタンスの管理コストの削減やAmazon EFS撤廃による費用削減が期待できます。
また、一部のミドルウェアの設定がコード管理できていないという問題があるのですが、そちらについても解消される見通しです。
まずはこちらのタスクを推進する予定です。

AWSのリソースのTerraform化

Kubernetes以外のAWSのリソースはマネージメントコンソールから作成しています。
Kubernetesも含めたAWSのリソースのTerraform化についても検討したいと考えています。
現状の仕組みではeksctlコマンドでクラスターを作成しています。
そちらをTerraformで作成するように変更した場合に、どのようなメリット、デメリットがあるかを考えたいと思います。

最後に

クラウドワークスに入社して2ヶ月ほど経ちましたが、まだまだ把握できていないことがあり、日々キャッチアップしながらやっている状況です。
まずは周りのメンバーから信頼を得られるように一つ一つ着実に進めていきたいと思います。
最後に採用のお知らせです。
クラウドワークスでは、一緒に働く仲間を募集しています。
少しでもご興味がある方は下記よりご連絡ください!
特に、クラウドログでインフラ・SREを担当していただける方の応募をお待ちしています!

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