HTTPメソッド
HTTPメソッドには、GET、POST、PATCH、DELETEがあります。
HTTPのリクエスト対象をリソースと呼ぶが、HTTPメソッドはそのリソースに対する操作の種類を表す名前です。
ルーティングとHTTPメソッドの対応表
| HTTP | 操作 | path | コントローラ#アクション名 | 目的 |
|---|---|---|---|---|
| GET | 取得 | /photos | photos#index | すべての写真の一覧を表示 |
| GET | 取得 | /photos/new | photos#new | 写真を１つ作成するためのHTMLフォームを返す |
| POST | 追加 | /photos | photos#create | 写真を１つ作成する |
| GET | 取得 | /photos/:id | photos#show | 特定の写真を表示する |
| GET | 取得 | /photos/:id/edit | photos#edit | 写真編集用のHTMLフォームを1つ返す |
| PATCH | 更新 | /photos/:id | photos#update | 特定の写真を更新する |
| DELETE | 削除 | /photos/:id | photos#destroy | 特定の写真を削除する |
※理由のない限り、基本のアクション名から選ぶ方が良い。
記述量が減り、ソースコードの意図が明確になるため
ログイン・ログアウト機能のルーティング実装例
ルーティング設計
| アクション内容 | HTTP | URLパス | コントローラ名 | アクション名 |
|---|---|---|---|---|
| ログインフォームを表示する | GET | /staff/login | staff/sessions | new |
| ログインする | POST | /staff/session | staff/sessions | create |
| ログアウトする | DELETE | /staff/session | staff/sessions | new |
実装例
config/routes.rb
Rails.application.routes.draw do
namespace :staff do
root "top#index"
get "login" => "sessions#new", as: :login
post "session" => "sessions#create", as: :session
delete "session" => "sessions#destroy"
end
4行目〜5行目の末尾にあるasオプションは、ルーティングに名前を付けるためのものです。
こうしておくと、ERBテンプレートの中で :staff_login や :staffsession といったように
シンボルを用いてURLパスを参照できるようになります。