MEMO
セルラー通信モジュールってどれ買えばいいのか正直わからないけど、
とりあえず調べた内容をまとめて公開しておく。
セルラー通信モジュールのメーカー
- u-blox
- SIMCom
- Sierra Wireless
- Meiglink
- Fibocom
- スマホ作ってるメーカー(HUAWEI、ZTEなど)
日本在住であれば、1が一番手に入りやすい。
MouserやDigi-Keyの通販サイトでテスト用のブレイクアウトボードが売っている。
SARA-U201のブレイクアウトボードとしてCLICK-3Gは、マイクロテクニカ社がマニュアルを出しているので、
マイクロテクニカ社から入手した方がテストで困ったときに質問しやすいかも。
次に2が手に入りやすい。
SIMComは、キャセイ・トライテック社やマクニカ社が取り扱っている。
キャセイ・トライテック社はSIMComの代理店なので、そこから買えば技術的な相談がしやすいかも。
その他のメーカーは海外通販で取り寄せるしかない。
Aliexpressが一番取り寄せやすい。
ただ、届くまでに2~3週間はかかるので計画的に買おう。
おすすめのメーカー
u-blox
- 通販で取り扱っているところがある
- 日本語文献が少しある
- u-bloxの公式サイトに質問掲示板がある(英語)、優しい外国人が教えてくれるし、トラブルシュートの知見が貯まってる
SIMCom
- 日本に代理店がある
- 日本語文献が少しある
- 安い:2000~3000円
- 販売元に質問できるし優しく答えてくれる(Aliexpressで買った場合)
初めてセルラー通信モジュールをテストするならu-bloxかSIMComがおすすめ。
前述でもあるように、その2つのメーカーは技術的な相談がしやすい。
型式の選び方
これも正直わからん。
注意点
- 生産終了している型式が通販に流れているときがある
- 海外通販で買う場合、日本の電波周波数を拾えるか見る
SIMComの場合
型式は以下のように示される。
SIM[Series number][Area symbol]
Series number: シリーズの数字
Area symbol: 電波周波数が対応している地域を示す大文字のアルファベット
SIM7500A
であれば7500シリーズのAの地域に対応する型式であることがわかる。
日本であれば[Area symbol]
はJC
、G
が対応していることが多い。
使いたいSIMのキャリアの電波周波数が対応しているか仕様書を見るようにしよう。
接続用インターフェース
セルラー通信モジュールのブレイクアウトボードのインターフェースは、主に3つある。
- TTL
- mini pci
- m.2
どれもPCへUSB接続するために専用のUSBアダプタ/コンバーターが必要である。
TTLはUSB接続に変換するのに1つ1つQIコネクタ(ピン)をどこに差し込むか考えなくてはいけないので、
抜き差しだけで済むmini pciまたはm.2がおすすめ。
m.2はあまり普及してないので、mini pciが多い。