パワーポイント資料は慣れてしまえば簡単に作れますが、かっこいいもの、センスの良いものはほとんど見たことがないように感じます。
そこで、以下を全て満たしていれば自ずと良いものができるようにまとめました。
※ プレゼンする対象が良いものであることが前提条件です。
1. 文字のポイントは18以上であるか
できることなら__20ポイント__が良いとのこと。
小さい文字は見づらい。また、ポイントが大きければスライドが文字で埋め尽くされることもないでしょう。
2. フォントはゴシック体であるか
明朝体やセリフ体のハネや文字の端の飾りをセリフという。
これがあると格式高い印象を与えるが、スライドでは古臭さを感じさせる。
3. フォントの種類が統一されており、フォントサイズが2種類以内であるか
フォント種類が統一されていない、あるいは3つ以上の異なるサイズのフォントが存在するデザインは
そうではないデザインに比べ、感情関与が大きく阻害されるとの研究結果が出ています。
4. スライドのタイトルはメッセージであるか
1枚のスライドには1番主張したいメッセージ1つを設定してそれをタイトルにするという原則があります。
解釈を相手に委ねるようなタイトルにするのではなく相手の解釈をこちらでコントロールする必要があります。
グラフや図のタイトルではなく、主張したいメッセージであるかどうかです。
5. 無駄なオブジェクトは存在していないか
ロゴはメッセージの理解を助けないので不要です。
同じ理由で不要なオブジェクトがたくさんあるはず。
すき間がさびしく感じても無理やり埋めないように
6. スライドの配色は正しく設定したか
デザイナーでない人が資格効果の高い配色を設定することは困難です。
会社の配色ガイドなどがない場合は__Adobe Color CC__で配色パターンを決定する。
7. オブジェクトは1mmもずれていないか
見てる側からすれば、少しでもずれているなと感じたその時からそのスライドはアマチュアのものになってしまいます。
補足
抽象的で分かりづらいものもありますが、フォントサイズやのフォントの種類の統一、オブジェクトのずれなどをなくすだけでも、随分変わると思います。