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僕とAndroidの30日戦争

Last updated at Posted at 2015-04-08

CSSとHTML1か月くらい触った事しかないまったくのプログラミング初心者が、Android開発に挑戦してみたという日記

これからAndroid開発をやってみたいという人や、開発をやってみたいという人に読んでもらえると、もしかしたら参考になるかもしれません。

スペックは?と聞かれそうなので、先にお伝えしておきます。
世間様のプログラムはじめてみましたってのは、なんやかんや授業とかでやってたりする子がやる事が多いけど、僕は、ド文系でした。当然プログラミングの授業なんて皆無。
普段は、エクセル触るくらい。趣味で、HTMLとCSSはドットインストール見た事があります。

という感じなんですが、そろそろ言い訳はおいておいて、話しを始める。

先ず、話しの発端はあるプロジェクトの人手不足だ。

現在の、アプリブームからか、なかなかネイティブアプリエンジニアが見つからない。
そう、全然見つからないのだ。
そういう、いわゆる人手不足から、「あっ、お前がなったらいいじゃん」という事でエンジニアになる事がなんとなく決まった。なんとなく。

僕は、これでも将来起業したい意識高い系だから、二つ返事で受けてみた。
ここから、ゆとり世代に降り掛かる悲劇?奇跡?ははじまる。

こんな話しが出た翌日から、僕は、Androidの本を買い、読み始めた。

ちなみに、先輩になんの本を買ったらよいか聞いた時に
「Android」ならjavaもと言われたのだが、僕は知ってる単語JavaScriptと勘違いしてたくらい初心者だ。

とにかく、初心者向けのAndroidの本と、Javaの本を買った。(正確にはこの2冊は買ってもらった)

勉強をはじめ3日目。
public voidと呪文を唱えていたのだが、飽きてドットインストールへ。
すぐに有料課金し、Androidの動画を見まくっていた。

これが1週間くらい続いた。

2週目が終ろうとした頃、やっと英語のプログラムというものになれ始め、ふーんと思っていたのだが、全然身になっていない事をずっと不安に思っていた。

2週目が終っても、一向にJavaは理解できないし、Androidとかよくわからんかった。

そんな頃、先輩に。今企画してるもの作ってみたら?と言われた。

僕は、全然身になってないし、理解してないし、隠してたけど、本も2冊とも1/3くらいしか読んでなかったから、無理ですと答えた。
でも。兎に角実践だという事で、本格的なAndroid開発を始める事になった。
僕の本格的挑戦と困難はここから始まる。

3週目
Android触りはじめ1週目

なにもかもが意味わからなかった。
このページはどう作る?これは、なんと呼ぶ?これどう調べればいい?
僕は、僕のもってる力全てを使い、とにかくAndroidのxmlだけを使いひたすらページを作った。つかこれしか出来なかった。
3日くらいたった頃だろうか?
先輩に見せてみたら、全部没になった。

お前、とりあえず本屋に行って、Androidでは、どんな事をなにを使ってやればいいかを見てこいと言われた。
明日、本屋のAndroidの本を全部パラパラと読んでこいと、突如タスクが発生した。
なにも分からない僕は本屋に行き、とりあえず、Androidの本を読みまくった。(5冊くらいぱーっとみた)
それで、こんなのがあるのかとAndroidについて少し理解した。
このページは、こう呼ぶんだとか、こういう風に作るのか。とかがなんとなくわかった。

そして、この時僕は今まで使っていた初心者向けの本は全て捨てた。だって、全然実践にいきない。初心者向けの本を読んでも、僕の作りたいものは、どこにも書いてない。
結局逆引きとかを買う事になった。

そう1週目が終わり、やった事は、初心者向けの本を捨てるという事だった。

Android2週目
僕はコピペを捨てた。(実は3週目までコピペは、癖でやってた時もある)
うごきませ〜〜ん。って先輩に聞きにいくじゃない?(1日多くて2回くらい)
そこで言われるんですよ。これってどうい意味?これどこに書いてある?
でも僕コピペなんで全然わかんない。(しかも最初に取りかかったのNavigationDrawer)
わかるはずない。だってコピペだし。

そこで、おこられてようやく気がついた。
コピペ駄目やん。って。

お前これは、レポートでもないし、ちゃっちー学生向けのビジネスコンテストでもないから、今までやってきたようなコピペじゃ通用せんのだよと。

だから、せめて見ながら書くようにした。Command + C Command +V より遥かに理解が深まった。

Android3週目
僕は聞くという恥じらいを捨てた。
先輩へも、ネットへも
聞けるものは全て使う。
だってググっても出てこない事たくさんあるし。特にFragment周り・
でも英語でもできる限り調べるよ

Stack Over Flowも
FBのコミュニティにも
テラテイルにも
先輩にも聞いた。

もう、恥ずかしい質問しまくったよ。社内的に、みんな忙しかったんで、ネットの人に相当教えてもらった。
みんな大好きだよ

そうして、僕の開発は徐々に先に進んだ。

そうして4週目は終った。
なんやかんや、日本や、世界中のエンジニアと一緒に開発した1ヶ月間だった。

作ったページ数は、20数ページ。
Fragmentも沢山使った。

最後にはじめて実機で動かした時、少し目頭があつくなった。

通信周りまではしっかりできなかったけど、いろんな技術を学んだし
エンジニアという仕事を少しだけ肌で感じれた。

僕は、大切なものをこの1ヶ月で学んだ。

エンジニアは、母である。
母が居ないと子は生まれない。
産む苦労は、母にしか分からないのだ。そして、だいたいの場合、実際に育てあげるのも母なのである。

企画側がいかに無茶を言っているのか、肌身をもって感じた。
エンジニアの苦労がわかった。
そういう意味で心から、エンジニアをリスペクトできるようになった。

きっと、僕が見たものは、エンジニアのほんの少しの部分。
それでも、学ぶ意味がある1ヶ月であった。
1ヶ月という時間と引き換えに、今後の10年を変えるかもしれない経験を得た。

最後に
これまで沢山助けてくれた、ネットのエンジニアの皆さん
ありがとうございました!

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