まずはWebをチェックしてみます
https://www.packet.net/
「ベアメタル!?」
反応しそうな方が周りにたくさんいるような気がしますね。
「128Gメモリ、96コアのARMサーバーが0.5ドル/時!?」
ARMサーバーってどういうケースに必要なんだ... と考えてしまいますが、それは今度考えるとして、このスペックのベアメタルサーバーが月360ドルで利用出来るのは価格破壊といっても過言ではないでしょう。他にも、AtomやXeonも取り揃えていて、それでいて良心的な価格で提供しています。Docker、OpenStack、VMwareを入れて利用するイメージですかね。
やはり、ユースケースとして、OpenStack、Containerなどが挙げられていますね。
ちなみに、このPacketと言うベンチャーのパートナーには、CoreOS、Docker、Rancher、Mesosphereなどの起業が挙げられていますので、この辺りに力を入れていくのでしょう。
そして何よりも、リージョンが日本にあるということが日本人としては嬉しいですね。
ん?ARMサーバーをクラウドで提供するという事で、SoftBankが出資しているんですね。
こちらの記事にもそう書かれています。
まずはサーバーである。ソフトバンクはPacketというベンチャー企業に出資をしているのだが、11月末にも米国で世界で初めてARMサーバーによるベアメタル(物理サーバー)クラウドサービスを展開した。従来のクラウドサービスの多くは仮想技術をベースとしており、ほかのユーザーと共有する形であったが、このサービスは物理的にサーバーを占有できる。申し込みから10分程度でサーバーが構築されると言い、リリース開始から2週間の間に、口コミだけで400社にも採用が広がったという。
参照: http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1033138.html
何はともあれ試してみようじゃないですか。
次に、サーバーのデプロイです。今回は一番お手頃なATOMベースのサーバー(0.05ドル/時)を選択しました。Tokyo, JP (Beta)が嬉しいです。お手頃といっても、4コア、8Gメモリ、80GB SSD、1Gネットワークを利用できるんですから素晴らしい。ん? CoreOSとRancherOSがありますよ!?誰となく...
SSHキーと、プロビジョニングスクリプトを設定。YAML形式で記述できるようです。Cloudinitと提携しているようです。Bashも使えるようですね。
そしてデプロ〜イ! サーバーの作成ステータスがこのように確認できるのがとっても嬉しい!ほぼ5分でATOMベースのベアメタルサーバーがデプロイされました。
UbuntuとCentOSのインスタンスを作成してみました。
ARMサーバーをデプロイしようとしたのですが、東京リージョンでは売り切れ! 残念...
SSHでログインしてみて、ネットワーク構成の確認してみるなど.. とっても快適です。
初感としては、まったく操作については悩むことなく利用できます。デプロイの待ち時間、デプロイ後の体感パフォーマンスなどもストレスなく利用できると言った感じです。この感覚、どこかで味わったことがあるなとおもったら、DigitalOceanを利用した時の感覚に似ています。DigitalOceanは、日本Regionはないですし、ベアメタルサーバーを提供はしていませんが、そんな感覚でした。
また時間があれば、Packet上のコンテナ環境にHadoopのSandboxをデプロイしてみようと思います。
続きは、後ほど。