こんにちは。
日本測地系(Tokyo Datum)と 日本測地系2000 (JGD2000) との変換方法は下記があるようです。
- 再測量して座標値を得る。
- 国土地理院の TKY2JGD1 2 を使って近似的に変換する。概ね 0.2 m 以下の水平誤差の座標値を得られる。計算は TKY2JGD.par のパラメータに基づく bilinear 補間。
- 楕円体パラメータに基づき、座標値(経緯度+楕円体高)を測地系間で変換する(Molodensky transformation)。東京付近で当てはまる近似方法と考えられる。
各々に課題点が考えられます。
- 再測量は容易ではない。
- を自分で実装する人も多いが、TKY2JGD.par のサイズが大きい。簡略化する場合は精度評価が必要。一次式が一人歩きして使われている。
- の方法も一人歩きして使われている。変換には楕円体高が必要。
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飛田(2001):世界測地系移行のための座標変換ソフトウェア“TKY2JGD”,国土地理院時報 ↩
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「[TKY2JGDに関するQ&A](日本測地系と JGD2000)」、国土地理院 ↩