こんにちは。
GPS/GNSS測位計算を説明しようと思います。
測位計算の基本前提
以下に基づき、方程式を立て、解(=GPS/GNSS受信機の信号受信時刻および受信機座標)を求める。
- 受信機はGPS/GNSS衛星(複数)から発信された信号を受信する。受信時刻は全ての衛星に対し同一。
- 各々の衛星の発信時刻および座標は、受信機内の測定から求められ、方程式の中で既知値として扱われる。ただし各種誤差を被る。
- 受信時刻および受信機座標は未知数(合計個数は4つ)。
- 慣性系を仮定し、方程式の形は、真空中の光の伝播時間(=受信時刻ー発信時刻)に光速度を掛けて距離を表す。
図示例
光(電磁波)の伝播は時空間内の光円錐として表現でき、衛星の発信時刻および座標は光円錐の頂点に位置します(緑点)。解である受信機の受信時刻および座標は光円錐1の交点に位置します(橙点)。
詳細
詳細については、下記が良いようです。
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光円錐の頂角は90度。 ↩