目次
1.はじめに
2.概要
3.デモ会で得た気付き(聞き手側)
4.デモ会で得た気付き(話し手側)
5.デモを行う際に気をつけるべきポイント5選
1.はじめに
社内のデータ利活用推進担当としてこれから社内にTableauを展開・推進していこうとしており、自身のスキル向上のため DATA Saber に挑戦中です。
しかしTableau機能について理解を深めることが出来たものの、推進のためにユーザへの説明をどのように行えば効果的なのかはいまいち分かっていませんでした。
そこで今回は現在挑戦中の DATA Saber にて、コミュニティ活動の練習としてデモ会を実施し、そこから学んだデモを行う際に意識すべきポイント5選をまとめたいと思います。
最後に社内説明会にて実践した内容についてもまとめておりますので、ご参考になれば幸いです。
2.概要
デモ会とはDATA Saber のOrdeal(技術試練)の内1問を選択し、他のApprenticeの前で解答過程をライブデモ形式(5分程度)で説明するイベントです。
シチュエーションやコンセプト、聞き手の知識レベルなどを事前に設定し、状況に合わせた説明を実施します。
DATASaberの師匠方・Apprentice仲間はとても積極的な方が多く、普段できない貴重な経験を積むことが出来きています。(みなさま、本当にありがとうございますm(..)m)
今回のデモ会もたくさんの方に参加いただき、1人では得られない量の学びを得ることが出来ました!
3.デモ会で得た気付き(聞き手側)
まずは聞き手としてデモ会に参加しました。
Tableau初心者を対象にした説明会という設定で非常に丁寧で分かりやすい内容でしたが、
伸ばしポイントとして挙げられた師匠からのコメントは非常に参考になりました。
・聞き手に安心感を持ってもらうため、自信満々で話す(えー、あの、は使わない!)
・アウトプットイメージを先に提示することで聞きやすくなる
・目的を明確にし、伝えたい内容を絞る
4.デモ会で得た気付き(話し手側)
次は自分もデモの練習を行うべく、話し手側として参加しました。
また師匠も話し手としてデモ会に参加して頂き、多くの学びを得ることが出来ました。
4-1.準備編
聞き手側で得た学びに加えて、以下を意識しました。
◇意識したポイント
・なぜその手法を取ったのか説明を入れること
⇒思考プロセスを説明することで、ユーザに納得感をもって実践していただくため
・ユーザが躓きやすいポイントを、実際に失敗した操作を見せながら伝えること
⇒臨場感を高め、記憶に残りやすくするため
・実業務で使える場面を紹介し、業務への適用イメージをもってもらうこと
⇒参加して終わりとならないよう、「自分の業務ならどう使えるだろう」と考えながら聞いていただきたいため。
4-2.発表編
◇自身の振り返り・フィードバック
・説明が淡々としており、重要で伝えたいポイントがどこか分かりにくかった
⇒強弱をつけながら説明することで、重要な点を相手に伝える工夫が必要!
◇師匠のデモをみて得た学び
・「どう聞いてほしいのか」を最初に説明し、聞き手側の質を上げること
⇒フローを事前に伝えることで、理解度が向上する。
・重要な点は対話を交えながら振り返るなど、間をうまく使って強弱をつけること
・準備資料や自信を持った丁寧な言葉遣いで、話し手の説得力を高めること
(「この人はすごい人だ!」「準備してくれたんだ!」と思ってもらう工夫)
・最後に復習を行い、知識の定着を促すこと
5.デモを行う際に気をつけるべきポイント5選
改めて、デモ会を通して得られた学びポイントをまとめました。
正直この他にもたくさんポイントはあるのですが、別の機会にまとめたいと思います。
特に重要な以下5点を、まずは意識されてみてはいかがでしょうか。
1.対象と目的を明確にし、伝えたい内容を絞ること
2.最初に目的・覚えるべき点を明示し、聞き手の理解度を向上させること
3.強弱や間をうまく使い、聞き手を引き付ける話し方をとること
4.最後に復習を行い、知識の定着を促すこと
5.入念に準備を行い、自信と熱意をもって伝えること
次回は実際に社内でイベント(勉強会、説明会)を開催した内容をまとめたいと思います!!
#Tableau
#DATASaber
#DATASaberBridge