まずは完成品をどうぞ
#加速度センサーが#加速度センターになっているのはご愛敬・・・。
叩いたら光るバケツ太鼓。
— ぜらちん (@kk_puruzera) May 1, 2023
LEDの光をスマホで上手に撮影する方法が知りたい・・・。#M5Stack#LED #加速度センター#バケツ太鼓 pic.twitter.com/pbM9uMPFsw
なにこれ
なんぜこんなの作ったのか、はぜひ下記のnote記事をご覧ください。
仕組みは以下のとおりです。
- バケツ太鼓の胴部分に加速度センサーをつける
- 何もしていないときのY座標値を確認する
- 太鼓を叩いた=確認した数値以上の座標値を検出した、とする
- 取得した数値が変わる度に太鼓の胴に巻き付けたLEDテープをランダムに光らせる
使ったもの
<部品>
リンク先はすべてSWITCH SCIENCEです。
- M5Stack Core2
- M5Stack用6軸IMUユニット(加速度センサー)
- M5Stack用NeoPixel互換 LEDテープ 100 cm [A035-D]
- GROVE - 4ピンケーブル(リンク先は20cmの5本セットですが、センサーとM5Stackを繋げられれば長さは何cmでもいいです。今回は加速度センサーとLEDテープをそれぞれ接続するので最低2本必要です。)
- ジャンパワイヤ(オス~オス)(M5StackとGROVEケーブルを繋げるのに使います。長さは10cmもあればいいと思います。リンク先は15.5cm)
<開発環境>
UIFlow
今回の開発はUIFlowを使用しました。
ブロックプログラムなのでラクチン。
<バケツ太鼓>
ガムテープとバケツがあれば簡単に作れます。
バケツが大きければ大きいほど大きな音が鳴ります。
思いのほか響くのでご自宅で試す際はご注意を。
また、バチもあるとより太鼓っぽい音がなります。
作り方はこちら→バケツとガムテープだけで本格和太鼓!
プログラム
今回はM5StackCore2を設定しています。
また、ユニットは「RGB LED」「IMU」を選択し、以下の通り設定しました。
-
RGB LED
Port:A(33,32,V,G)
Number:155(LEDの個数です。テープの長さによって異なります。がんばって数えました←)
-
IMU(加速度センサー)
Port:Custom
SDA/TX:21
SCL/RX:22
※実際のPINの差し口に合わせて設定してください。
一応Pythonコードも
Pythonコード
from m5stack import *
from m5stack_ui import *
from uiflow import *
import unit
screen = M5Screen()
screen.clean_screen()
screen.set_screen_bg_color(0xFFFFFF)
neopixel_0 = unit.get(unit.NEOPIXEL, unit.PORTA, 155)
unit_imu_1 = unit.get(unit.IMU6886, (21,22))
R = None
G = None
B = None
label0 = M5Label('label0', x=134, y=111, color=0x000, font=FONT_MONT_14, parent=None)
import random
while True:
label0.set_text(str(unit_imu_1.acceleration[1]))
neopixel_0.setColorAll(0x000000)
if 10 < (unit_imu_1.acceleration[1]):
R = random.randint(0, 255)
G = random.randint(0, 255)
B = random.randint(0, 255)
neopixel_0.setColorAll((R << 16) | (G << 8) | B)
else:
neopixel_0.setColorAll(0x000000)
wait_ms(2)
つくってみて
光るってやっぱりおもしろいです。
太鼓叩くたびに光るから、よりおもしろい!
最初はLEDの色も指定していましたが、せっかくならランダムがいいね、となり作り変えました。
LEDなので表現できない色もありますが(茶色、灰色など)、毎回違う色のほうがおもしろいですよね。
これを量産し、複数のバケツ太鼓につけて合奏したら、耳にも目にもにぎやかなイベントができそうです。
今後に向けて
イベント用にしたいのでM5Stackを介さなくても光る方法を検討したいところ。
そんなこと可能なのでしょうか。
せめてもう少し小さいマイコンにしたいところです。
また、今回はとにかく素早く作りたかったので経験のあるM5Stackと加速度センサーを使用しましたが、
振動を検知する方法も試したいです。
M5Stackに振動センサー搭載されてるはずなんですよね・・・。
うまく扱えず後回しにしましたが、時間を見つけて再チャレンジしてみます。
やっぱりモノづくり楽しい。