ntfyが便利だったので紹介します。
ntfyを使うと、Linuxのコマンドラインやスクリプトからさまざまなアプリへ簡単にプッシュ通知を送信することができます。Pythonで書かれています。いろいろサポートしていますが、僕が試してみたのは下記の3つ:
- Pushover (便利ですがアプリが500円ほどします。この価格で安心が買えるなら安いですかね。)
- slack (チームでslackを使ってるなら便利だと思います。)
- Pushbullet (Chromeブラウザのアプリは使えますが、今のところスマホのアプリはイマイチでした。)
結果的にPushoverが必要十分だったので、僕はPushoverを使っています。
インストール
pipで簡単にインストールできます。
pip install ntfy
# slackを使う場合
pip install ntfy[slack]
~/.ntfy.yml
を準備する
お使いになるアプリの設定画面からtoken
やuser_key
を取得して~/.ntfy.yml
に下記のような感じで書き込みます。
---
backends:
- pushover
- slack
- pushbullet
pushover:
user_key: xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
slack:
token: xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
recipient: "#general"
pushbullet:
access_token: xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
使ってみる
# 単純にプッシュ通知する
ntfy -t 'Test' send "This is a test."
# コマンドが終了したら通知する(例:sleepコマンド)
ntfy done sleep 10
設定がうまく行っていればアプリに通知が届きます。(-t
オプションはメッセージのタイトルです。)
pythonのコードから使ってみる(例: Pushover)
>>> import ntfy
>>> ntfy.backends.pushover.notify(title="Test", message="This is a test.", user_key="XXXXXXXXXXXXXXXXXXXX")
感想
障害アラートや時間のかかるバッチジョブの実行に便利です。