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IT資格取得をテーマに学びをシェアしよう!【PR】UdemyAdvent Calendar 2021

Day 24

未経験エンジニア転職1年目に取得した資格の有益度・難易度などまとめてみた

Last updated at Posted at 2021-12-23

IT資格取得をテーマに学びをシェアしよう!【PR】Udemy Advent Calendar 2021 の24日目の記事です。

#目次
1. はじめに
2. 資格取得を目指す理由
3. 1年目に取得した資格一覧
4. 各資格の有益度と勉強方法
5. さいごに

#1. はじめに
はじめまして!2021年に異業種からITエンジニアに転職した@kjstudy_englifeと申します。
私は2021年の1月までメーカーの製造職として働いていましたが、2月の途中からITエンジニアに転職しました。これまでIT系の学問を学んだことが無かったので、業務の傍ら資格取得に励み、いくつかの資格を取得することが出来ました。

ざっと職歴を紹介をすると、以下のような感じです。

  • 2021年1月:メーカーを退職
  • 2021年2月:IT企業に第2新卒で転職
  • 2021年3~6月:研修 (この時初めてプログラミングに触れる)
  • 2021年7月~:運用・保守系の案件に参画
  • 2021年12月~:開発系の案件にも参画

この記事では、私がITをゼロから勉強し、約1年間をかけて取得した資格の一覧とその有益度や難易度などを整理してみることにしました。この記事が、これからの資格勉強の参考になれば幸いです!

ちなみに私はYoutubeにも学習の記録を残しており、ここで書いてある内容は証拠として動画にも残してあります。よろしければぜひこちらもご覧ください。

#2. 資格取得を目指す理由
まず私が資格取得に向けて日々頑張っている理由は以下のとおりです。

  • 知識量が少ないので、とにかく知識の幅を広げたい
  • 各技術要素について体系的に学びたい
  • 転職などに向けアピールできる肩書きが欲しい
  • 会社でちょっとした報奨金がもらえる

やはり異業種からITに転職すると、本当に毎日分からないことだらけです。会社で飛び交う用語が全く理解できません。ですので、資格の勉強を通じてIT全般に対する知識を広げていくというのは効果的だと思います。

よく「資格の勉強をしている」というと「資格は意味が無い」「資格の勉強よりも実務の方が大事」といった声を聞くこともありますが、私は全くそうは思いません。それは以下のような自分なりの考えを持っているからです。

資格は意味が無い?

私はこの記事で紹介している資格を取得したことで、実務で様々なメリットを感じました。
確かに、全ての資格が役に立つとは限らないですし、学習直後にいきなり効果が現れるとも限りません。私も「この資格はあまり取った効果を感じないな」という資格もありました。ですが、資格の勉強を通じて得た知識は、今後の仕事人生において、大きな力となってくれると思っています。

資格取得に意味を見出せるか否かはその人の考え方次第だと思っています。周りの雑音はシャットアウトして、自分が必要だと思った場合はぜひ頑張って勉強してみましょう!

資格の勉強よりも実務の方が大事?

これもよく聞くフレーズではないでしょうか。
私はこの言葉を聞くたびに、毎回こう思います。

なぜ資格の勉強をしていると、実務を疎かにしていると思われるのか?

資格の勉強をすることと、実務で頑張ることはトレードオフの関係ではありません。実務はしっかりと頑張りつつ、空いた時間を利用して資格取得に向けて励むことは大いに可能です。

実務であまり力を出さず、資格取得だけ頑張るようなタイプになることは確かに好ましくないですが、実務でしっかりと成果を出しているのであれば、更なるスキルアップとして資格取得に励むことはとても素晴らしいことだと思います。

#3. 1年目に取得した資格一覧
私は2月からIT企業に転職し、業務時間外の時間を利用してIT資格の勉強を続けてきました。以下に、私が取得した資格を時系列順にまとめてみました。

取得日 資格名 勉強時間(ざっくり)
2021/2 ITパスポート 30 時間
2021/4 基本情報技術者試験 120 時間
2021/4 Java SE Bronze 30 時間
2021/5 AWSクラウドプラクティショナー 40 時間
2021/5 TOEIC L&R 825点 -
2021/7 TOEIC L&R 855点 -
2021/8 AWSソリューションアーキテクトアソシエイト 80 時間
2021/9 TOEIC L&R 900点 -
2021/11 LPIC1 90 時間
2021/12 TOEIC S&W 290点 -
2021/12 データサイエンス数学ストラテジスト(中級) 0 時間
2021/12 AWSデベロッパーアソシエイト 80 時間

なお、気付かれた方も多いかもしれませんが、英語の資格にも挑んでいます。
未経験エンジニア転職だとどうしても技術力だけでは、経験年数の長いエンジニアには到底及びません。少しでも自分の価値・武器を伸ばしたいと思い、英語学習にも取り組んでいます。

これまでの英語の勉強時間は正直全く分かりませんが、ITの勉強と並行して、英語も毎日30分~1時間ほど勉強を続けています。

#4. 各資格のお役立ち度と勉強方法
以上が、私が転職1年目に取得した資格の一覧です。特別難易度が高い資格に挑戦したというわけではなくですが、資格取得を通じて幅広い技術要素についての理解を深めることが出来ました。

この章では、各資格を取得して良かったことや勉強法などをそれぞれ超ざっくりと、感想ベースで紹介していきたいと思います。なお、これは完全に個人の感想です。バックグラウンドにより難易度は人により大きく異なりますし、有用度も携わる業務によって全く異なります。ただ、何も情報が無いよりはいいだろうと思い、私の主観で各資格について紹介します。

ITパスポート

難易度 ★☆☆☆☆ 有用度 ★★☆☆☆

とにかくITの知識が無さ過ぎたので、最初にITパスポートの勉強をすることに。
最低限のITの素養は知識は身に付いた気がする。
が、ITエンジニアとして働く上ではITパスポートレベルの知識では圧倒的に足りないと感じた。
基本情報技術者試験のとっかかりの勉強としては、非常に良いと思う。

基本情報技術者試験

難易度 ★★★★☆ 有用度 ★★★★☆

「ITパスポート取ったし次は基本情報っしょ!」と軽い気持ちで受験を決意。基本という名前だが、IT素人にはかなり難易度が高いと感じた。無事1発合格は出来たが、勉強時間は100時間オーバーと苦戦した印象。情報系の知識に関して幅広く学ぶことが出来るので、エンジニアに限らずIT系の職種の方は勉強しておいて損はないのではないかと思い。

基本情報技術者試験の勉強法については、こちらのアドベントカレンダー内の記事でも解説しているので、よろしければそちらもご覧ください。

Java SE Bronze

難易度 ★★☆☆☆ 有用度 ★☆☆☆☆

私は未経験エンジニア転職し、最初の3ヶ月は研修でJavaを学んでいました。Javaの資格があると知り、「勉強になるかも」と思い1番易しいレベルの「Java SE Bronze」という資格の勉強を始めてみました。

個人的な感想としては、「プログラミングは資格を取るより、実際に何かを作った方が力が付くかな」といった次第です。
ただ、Javaの細かい機能やただ普通に実装しているだけでは出会わない部分の知識を得られるので、決して無駄ではないと思います。

Bronzeの次のレベルであるSilverやGoldの学習を行うのであれば、自分でアプリなどを作ったほうが勉強になるかなと思ったため、Javaの資格はBronzeで卒業することにしました。

AWSクラウドプラクティショナー

難易度 ★★☆☆☆ 有用度 ★★★☆☆

研修終了後の案件でAWSを使用する、と話を聞いたので受験を決意。
数あるAWS認定資格の中でも最も易しいクラウドプラクティショナー(CLF)から学習を開始することになりました。

この試験では、広く浅くAWSのサービスに触れることが出来ます。実務においてはCLFレベルの知識だと物足りないですが、AWS認定資格の入り口としては最適だと思いますし、エンジニアではない方でもAWSを学ぶ、という観点では非常に効果的な資格だと感じました。

ただし、AWSについて全く知らない状態から学習をスタートしたので、最初は非常に苦戦したことを覚えています。AWS資格の学習方法についても、以下のアドベントカレンダー内の記事にて解説しているので、よろしければそちらもご覧ください。

AWSソリューションアーキテクトアソシエイト

難易度 ★★★☆☆ 有用度 ★★★★☆

クラウドプラクティショナーの次のステップとして、勉強されることが多いソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA)。イメージとしてはクラウドプラクティショナーよりも、さらに広く、少し深くサービスについて理解する必要があります。

未経験エンジニアの場合でも、SAAまで取得していれば、最低限OKなのではないかと思います。私もこの資格を取得していたことで、業務上発生するAWS関係の会話も、ある程度は理解することが出来ました。AWSに関わる業務に携わるのであれば、SAAは取得しておきたいところです。

SAAの勉強についても、上で紹介したQiita記事にて解説しているので、受験されようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

LPIC1

難易度 ★★☆☆☆ 有用度 ★★☆☆☆

業務でLinuxを触る機会があったのですが、Linuxについて全く知識が無かったので、体系的に学ぶためにLPIC1を取得しました。
かなり暗記すべき内容が多い上に、LPIC101とLPIC102の2つの試験に合格する必要があるため、学習開始から3か月程度要してしまいましたが、なんとか取得することが出来ました。

対策方法については、過去に動画にまとめているのでぜひ参考にしてみてください。
ちなみに使用教材は「Linux教科書(通称あずき本)」と「Ping-t(Webサイト)」のみです。

データサイエンス数学ストラテジスト(中級)

難易度 ★☆☆☆☆ 有用度 ★☆☆☆☆
以下の2点の理由から、こちらの資格を取得しました。

  • データサイエンス系に興味があった
  • 取得すると会社から報奨金がもらえた

中級、と聞くと少し難しそうに感じますが、内容は中学・高校レベルの数学であり、何も対策せずにほぼ満点で合格することが出来ました。ちなみに上級の問題も見てみましたが、こちらはさっぱり何を言っているのか分かりませんでした。この資格はまた登場して日が浅い資格ではありますが、少なくとも中級レベルでは全く仕事には活かせられない気がしました。

AWSデベロッパーアソシエイト

難易度 ★★★☆☆ 有用度 ★★★☆☆

AWSの知識を更に深めるため、デベロッパーアソシエイト(DVA)の学習も行いました。SAAと比較すると出題されるサービスの幅は狭くなりますが、その分内容が深くなり、表面的な理解では問題を解くのに苦戦するなと感じました。

ただ、やはり事前にSAAを取得していたこともあり、これまでの知識の積み上げがあったので大きく苦労することはありませんでした。

(番外編) TOEIC

今の時代、学生のうちからプログラミングに触れている方もたくさんいるので、技術力だけではこのIT業界で生きていくことは出来ないと感じました。そこで「何か自分でも身につけられて、今後の仕事に活きそうな分野はないかな」と考えた時に、「英語は少し好きだったから伸ばせば武器になるかも」と思い、TOEICの勉強を本格的に開始してみました。詳しくはこちらの動画でも紹介しています。

技術力が非常に高くても英語はイマイチ…といったエンジニアの方は結構多いと思うので、何か英語を使う必要のある案件の話が上がった場合に、自分が手を挙げられるよう準備しておくために、英語を勉強しておくことが有用なんじゃないかなと思っています。

#5. さいごに
私が2021年にプログラミング未経験の状態から、ITエンジニアに異業種転職を行い、取得した資格のまとめについて紹介しました。来年以降は、実務を1番に頑張ることを大切にしながらも、より難易度の高い資格に挑戦していければと考えています。

この記事が今後の資格取得において何かの役に立てば幸いです。Youtubeにも英語×ITの資格取得に向けて勉強する様子を投稿しているので、良かったらチャンネル登録して頂ければ励みになります。
本記事を最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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