背景
Pythonで作ったアプリケーションをexe化するのにcx_Freezeを使っています。
開発は64bitのPythonを使っているのですが、アプリケーションが動作するPCが32bit環境だと、また1からPythonの環境を作り直してexe化する必要があります。
32bitのPython環境を構築する際に必要な手順を備忘録としてメモします。
前提条件
- OS : Windows10
- Shell : nyagos
- conda version : 4.5.4
32bit環境構築手順
- 環境変数CONDA_FORCE_32bitを1に設定
- AnacondaでPythonの仮想環境を作成。このときの環境名は32bitであることを明示しておくとわかりやすい
- 現環境を作成した32bit Pythonに設定
- Pythonを起動してMSC v.1900 32 bit (Intel)が見えたらインストールできている
- 環境変数CONDA_FORCE_32bitをもとに戻す
$ set CONDA_FORCE_32BIT=1
$ conda create -n py36_32bit python=3.6.5
$ source activate py36_32bit
$ python
Python 3.6.5 |Anaconda, Inc.| (default, Mar 29 2018, 13:23:52) [MSC v.1900 32 bit (Intel)] on win32
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>> exit()
$ set CONDA_FORCE_32BIT=
ここの記事を何回も見ているので、自分なりに手順をまとめてみました。