LoginSignup
0
0

WSL2 SFTP

Posted at
  1. WSL 2内のApacheデプロイ先ディレクトリの確認:
    Laravelプロジェクトがデプロイされたディレクトリを確認します。通常、Apacheのドキュメントルートは /var/www/html などに設定されています。Laravelのpublicディレクトリが公開されていることを確認してください。

  2. SFTPサーバーのインストール:
    WSL 2上のUbuntuにSFTPサーバーをインストールします。OpenSSHサーバーが一般的に使用されます。次のコマンドでインストールできます。

    sudo apt-get update
    sudo apt-get install openssh-server
    
  3. SFTPサーバーの設定:
    SSHの設定ファイル (/etc/ssh/sshd_config) を編集し、SFTPを有効にします。

    sudo nano /etc/ssh/sshd_config
    
    # /etc/ssh/sshd_config
    
    # Port 22  # デフォルトのポート番号(変更することができます)
    PermitRootLogin no  # ルートユーザーでの直接ログインを禁止
    
    # SFTPの設定
    Subsystem sftp /usr/lib/openssh/sftp-server
    
    # ユーザーホームディレクトリ内の.sshディレクトリにある認証鍵を使用
    AuthorizedKeysFile      %h/.ssh/authorized_keys
    
    # パスワード認証を有効にする場合
    PasswordAuthentication yes
    
    # パスワード認証を無効にする場合(公開鍵認証を使用する場合)
    # PasswordAuthentication no
    
    # ユーザーのセッションがアクティブな場合のタイムアウト設定(秒)
    ClientAliveInterval 60
    ClientAliveCountMax 3
    
    # ログの設定
    LogLevel VERBOSE
    SyslogFacility AUTH
    

    この設定ファイルでは、以下のポイントに注意しています:

    • PermitRootLogin no: ルートユーザーでの直接ログインを禁止しています。セキュリティ上の理由から、通常はルートユーザーでの直接ログインを無効にしておくことが推奨されます。
    • Subsystem sftp /usr/lib/openssh/sftp-server: SFTPの有効化およびSFTPサーバーのパスを設定しています。
    • AuthorizedKeysFile %h/.ssh/authorized_keys: SSH公開鍵認証を使用する場合の設定です。ユーザーのホームディレクトリ内の .ssh/authorized_keys ファイルに公開鍵を配置することで、公開鍵認証が有効になります。
    • PasswordAuthentication: パスワード認証を有効または無効にします。公開鍵認証を使用する場合は、通常は無効にしておくことが推奨されます。

    ファイルを保存したら、SSHサービスを再起動します。

    sudo service ssh restart
    
  4. WSL 2のIPアドレスの取得:
    WSL 2のIPアドレスを取得します。

    ip addr show eth0 | grep inet | awk '{ print $2; }' | sed 's/\/.*$//'
    
  5. WindowsホストからSFTPアクセス:
    Windowsホストから、取得したWSL 2のIPアドレスを使用してSFTPアクセスします。Windows上でSFTPクライアントを使用するか、PuTTYなどのツールを利用できます。

    SFTP Host: WSL2_IP_ADDRESS
    Username: your_username
    Password: your_password (または秘密鍵を使用)
    

    Laravelプロジェクトがデプロイされたディレクトリにアクセスして、必要な操作を行います。

注意: パスワード認証の代わりに公開鍵認証を使用することをお勧めします。Windowsホスト側でSSH鍵を生成し、公開鍵をWSL 2の~/.ssh/authorized_keysに追加します。その後、SFTPクライアントで秘密鍵を指定してアクセスします。これにより、よりセキュアな通信が可能になります。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0