前提
- PCはWindows10
- 現在はVMWarePlayerを利用中
現状
現在はVMWarePlayerを利用した開発環境の運用を行っている。
案件を複数担当していると仮想マシンが複数必要となり、ローカルPCのディスクを逼迫する。
また、同時に起動する場合などホストのCPU・メモリ等のリソースに負担をかける。動作も遅くなり開発ストレスが高まってきた。
この問題を解決すべく、仮想コンテナによる開発環境の運用を目指すこととした。
目的
- ローカル開発環境のコンテナ化、脱VM
- VSCodeのRemoteContainerによる開発の実現
- コンテナ化が困難な開発環境の場合は、VMWarePlayerを継続して利用したい
VMWareと共存しながらコンテナ利用する
方針
Dockerの利用にはHyper-Vが必要となるが、WSL2の登場によりHyper-Vの機能の有効化が不要となった。
WSL2によりコンテナ運用を実現し、VMWarePlayerとの両立を図る。
対応
WSL2の導入
下記を参考に実施
https://qiita.com/tomokei5634/items/27504849bb4353d8fef8
※上記の手順でwslコマンドが使用できない場合はWSLを有効化してOS再起動
dism.exe /online /enable-feature /featurename:Microsoft-Windows-Subsystem-Linux /all /norestart
WSL有効化の前のVMware Workstation Playerの注意点
- WSL2を有効にする前にVMware Workstation PlayerのゲストOSの電源を切っておくこと
- Intel VT-x/EPTまたはAMD-V/RVIを仮想化のチェックを外しておくこと
(参考)
http://kzlog.picoaccel.com/post-1114/
Docker for Windowsのインストール
ダウンロード
下記よりダウンロード
https://www.docker.com/products/docker-desktop
インストール
「Install reauired Windows compornents for WSL 2」を有効化
最後に
無事Dockerのコンテナ利用とVMWarePlayerによる仮想マシン起動ができました。
これから徐々にVMの環境をコンテナへ移行していこうと思います。