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最初に覚えるLinuxコマンド5つ

Last updated at Posted at 2022-01-03

Linuxのコマンドを打った経験がない方向けです。
これを覚えないとはじまらないやつです。

目標

  • ディレクトリの確認ができる。
  • ファイルのコピー、移動ができる。

Linuxコマンドの記載について

記載のコマンドがLinuxのコマンドであると明示するために慣例として接頭に$や#をつけることがあります。
コピペする場合は$や#を除外します。

記載例
$ ls -al
# ls -al

ディレクトリの確認

pwd

何か操作をするとき、現在いるディレクトリのpathの確認が重要です。
Linuxコマンド操作の起点となる操作です。

$ pwd
/home/allsmart

ls

現在のディレクトリにあるファイル、ディレクトリを表示します。
リスト表示、隠しファイルの表示を有効にする -al オプションつきでよく利用します。

# オプションの例 
# -a : 隠しファイルも表示
# -l : 詳細を一覧で表示
# -al : 隠しファイルを詳細一覧で表示
$ ls -al
drwxr-xr-x   7 allsmart  allsmart    224  6  1  2020 .ssh
drwxr-xr-x   4 allsmart  allsmart    128  6  1  2020 .vscode
-rw-r--r--   1 allsmart  allsmart    113  3 19  2021 .zprofile
-rw-------   1 allsmart  allsmart   1575 12 31 12:00 .zsh_history
drwx------  12 allsmart  allsmart    384  1  2 18:33 .zsh_sessions
drwxr-xr-x   4 allsmart  allsmart    128  3 19  2021 allsmart

ディレクトリ操作

cd

現在いるディレクトリの移動に使用します。
「change directory」 に由来します。

# cd [移動したいディレクトリのpath]
$ cd /data/logs

# ひとつ上の階層に移動したい時
$ cd ../

# ログインユーザのホームディレクトリに移動したい時
# ~(チルダ)はログインユーザのホームディレクトリのpathに読み替えられえる
$ cd ~

ファイル操作

mv

ファイルを移動する時に使用します。

# mv [移動元のファイルpath] [移動先のファイルpath]

# 「/data/logs」 ディレクトリ下の 「app.log」 ファイルを、
# ログインユーザのホームディレクトリ下に 「app.log」 ファイルとして移動する。
$ mv /data/logs/app.log ~/app.log

cp

ファイルをコピーする時に使用します。

# cp [コピー元のファイルpath] [コピー先のファイルpath]
# オプション
# -r : コピー元にディレクトリのpathが指定された場合、以下のディレクトリ、ファイルを再帰的にコピーする。

# 「/data/logs」 ディレクトリ下の 「app.log」 ファイルを、
# ログインユーザのホームディレクトリ下に 「app.log」 ファイルとしてコピーする。
$ cp /data/logs/app.log ~/app.log

# 「/data/logs」 ディレクトリ以下の ファイル、フォルダを、
# ログインユーザのホームディレクトリ下に 「logs」ディレクトリとしてコピーする。
$ cp -r /data/logs ~/logs  
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