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WinSCPを使用してrootファイルを安全に編集する方法

Last updated at Posted at 2024-01-23

概要

この記事では、WinSCPを使用してAWSなどのサーバー上のrootファイルを編集する手順を説明します。
AWSのインフラエンジニアとして、この方法は特に有効です。

必要な前提知識

  • 基本的なLinuxコマンド
  • AWSの基本的な知識(特にEC2インスタンスに関連するもの)
  • WinSCPの基本的な使用法

ステップ1: sudo権限の設定

まず、サーバにsudo権限を持つユーザーが必要です。
これを設定するには、以下の手順を実行します。

  1. サーバーにSSHでログイン
  2. sudo visudo コマンドを実行
  3. visudoエディタが開いたら、以下の行を追加
    ユーザー名    ALL=NOPASSWD:    sftp-serverのパス
    
    例:
    ec2-user    ALL=NOPASSWD:    /usr/libexec/openssh/sftp-server
    

注意
ここで指定するsftp-serverのパスはサーバーによって異なる場合があります。
パスが不明な場合は、サーバーで cat /etc/ssh/sshd_config | grep sftp を実行して確認できます。

ステップ2: WinSCPの設定

WinSCPでrootファイルを編集するには、以下の手順に従います。

  1. WinSCPを開き、対象のサーバーの編集

  2. 高度なサイト設定画面が表示されたら、左側のメニューから [環境] -> [SFTP] を選択

  3. 右側にある「SFTPサーバ」欄に、先ほど設定したsftp-serverのパスの前に sudo を付けて入力

    例:

    sudo /usr/libexec/openssh/sftp-server
    

結論

以上の手順に従って設定すれば、WinSCPを使用してサーバー上のrootファイルを安全かつ効率的に編集できます。
この方法は特にAWS環境での作業に有効ですが、他のLinuxベースのサーバーにも応用可能です。

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