はじめに
System Manager を利用した、CloudWatchAgent のインストール、設定手順をよく忘れるので備忘録としてまとめました。
全体の前提条件
- EC2 にインストールされている SSM エージェントのバージョンが
2.2.93.0
以降であること - EC2 が CloudWatch エンドポイントに接続できること(インターネットに接続できる状態であれば OK)
インストール編
- System Manager > Run Command を選択する。
- 次のドキュメント、パラメータを選択、入力する。ログ等の設定については、お好みで適宜設定すること。
- コマンドドキュメント:
AWS-ConfigureAWSPackage
- コマンド実行のパラメータ
- Action: install
- installation Type: Uninstall and reinstall
- Name:
AmazonCloudWatchAgent
- ターゲット: CloudWatchAgent をインストールしたい EC2 を選択する。
- コマンドドキュメント:
- コマンドのステータスより、ステータスが
成功
になっていることを確認する。
上記の手順で Linux,Windows どちらもインストールできます。
設定編
前提条件
CloudWatchAgent に適用したい設定内容をパラメータストアに格納していること
以下はパラメータの簡単な例です。
sampleConfig.json
{
"metrics": {
"metrics_collected": {
"mem": {
"measurement": [
"mem_used_percent"
],
"metrics_collection_interval": 60
}
},
"append_dimensions": {
"InstanceId": "${aws:InstanceId}"
}
}
}
設定手順
- System Manager > Run Command を選択する。
- 次のドキュメント、パラメータを選択、入力する。ログ等の設定については、お好みで適宜設定すること。
- コマンドドキュメント:
AmazonCloudWatch-ManageAgent
- コマンド実行のパラメータ
- Action: configure
- 設定を追加する場合: configure(append)
- 設定を削除する場合: configure(append)
- Mode: ec2
- Optional Configuration Souce: ssm
- Optional Configuration Location:
<適用したい設定が格納されているパラメータストアの名前>
- Optional Restart: yes
- Action: configure
- ターゲット: CloudWatchAgent をインストールしたい EC2 を選択する。
- コマンドドキュメント:
- コマンドのステータスより、ステータスが
成功
になっていることを確認する。