AWS CLIを利用する方法
CLIを利用する方法としては主に3つあります。
・ローカルPCにCLIをインストールする
・CloudShell
・Cloud9
CloudShellとCloud9は最初からCLIがインストールされています。アクセス許可はコンソールログインのIAMユーザーの権限で認証されます。
※Cloud9はIAMユーザーやロールが作成できないなどの一部制限があります。
ローカルPCからCLIを利用するには、CLIをインストールした後に、「aws configure」コマンドを実行してアクセスキー、シークレットアクセスキーを設定する必要があります。
AWS CLIの基本構文
aws ec2 run-instances <パラメータ/オプション>
上記のCLIコマンドを例に基本構文を解説していきます。
①aws
こちらは固定となります。最初の書き出しはawsと記述します。
②ec2
awsあとの2つ目の要素にサービス名を記述します。
③run-instances
3つ目の要素に実行する操作を記述します。
④ <パラメータ/オプション>
③で実行する操作に必要なパラメータやオプションを指定します。
②のサービス名や③の実行する操作や④パラメータ/オプションは「AWS CLI Command Reference」にまとまっています。
こちらのリファレンスを参照しながらCLIコマンドを実行することになります。
以下AWS CLI Command Referenceのリンク
よく活用するオプション
--filters
出力結果を絞り込むときに利用するオプションです。
Name=キー,Values=値 で指定します。
SQLのWHERE句に近いです。&条件で検索するときはスペースで区切ります。
valuesに書く値をカンマで区切って複数指定することもできます。
フィルターに指定できる項目はリファレンスかhelpの--filtersで確認します。
--query
出力項目を絞り込むときに利用するオプションです。
SQLのSELECT句でカラム指定する感覚に近いです。
--queryに続いてjmespathで出力を項目を指定します。
--output
JSON、TEXT、Table,YAML のどの形式で出力するかを選択できる。省略した場合はjsonまたはaws configureで指定した形式で出力する。
参考記事