新卒エンジニアです。Railsを中心に開発してます。
年末が近くキリを付けたいので今年を振り返ります。
学び・成長
仮説を持つ
ここではコーディングの文脈での仮説として書いています。不具合に遭遇したとき、がむしゃらに手を動かして試行錯誤するのが良い場合もありますが、頭の中で色々可能性を考えて仮説を立てると効率的に問題解決できている気がします。わかりやすくエラーが出てくれた場合はまだ良いですが、それが出ないまま意図しない動作をしている場合は特に仮説を立てることが重要だと感じています。情報量が少ない分、可能性が増えてしまうので仮説を立てて対応策を絞った方が良い気がしています。ただ、焦っている場合などは先に手が動いてしまうので、まだ意図的にやっているんだろうなと思います。なので今後も仮説を立てることに継続して取り組んでいき自然にできるようになっていきたいです。
技術イベントへの参加
今年はconnpassで開催されたイベントやKaigi on Railsのようなカンファレンスに参加しました。
正直、今の自分の知識レベルでは内容を理解しきれないセッションが多いです。ですが、自分のレベルを知ることができたり、技術に対する知的好奇心が刺激されるので参加できてよかったです。
それだけでなく、色々な会社のエンジニアと交流できることにも良さを感じています。様々な仕事の価値観に触れられたり、面白い文化を知れたりするからです。今年は自分と関わりの深いRailsに限定していましたが、来年はもう少し範囲を広げてみようと思います。
現実的な楽観性
自分は悲観的に考えてしまう傾向が強いので、初めて経験するタスクに取り組む場合、自分にできるのか毎度不安になります。ですが周囲のサポートもあり、実際にやってみると意外となんとかなったということ経験を多くしました。ここから現実逃避的な楽観性ではなくて、経験から得た現実的な楽観性が身についた気がします。経験によって強化された「なんとかなる」って感覚は自分の挑戦範囲を広げてくれそうなので良い傾向だと思います。(ただのマッチョイズムかもしれないです。)
課題感
プロダクト知識・ドメイン知識不足
自分が携わるプロダクトの知識やドメイン知識が不足している感覚があります。社内で歴史の長いプロダクトということもあり、把握できていない領域がまだ多いです。また他のプロダクトと連携している場合もあるので、そちらについては全然知識が足りていないです。ドメイン知識も同様です。しかし、要件定義の段階ではそれらの知識が必要になってくるので、今の状態だと議論の途中から話の内容に理解が追いつかなくなることがあります。せっかく議論の場に参加できているのに、内容を理解できないまま終わってしまうのはもったいない気持ちが強く優先的に解決したい課題だと思っています。日々のタスクに取り組んだり、議論の中でキャッチアップして少しずつ解消されているので継続してキャッチアップしたいです。
また、先輩に相談や質問をする際に、自分なりの答えを持って臨んでいますが、これらの知識が不足している分野の話になると答えの質が低かったり、見当違いな考えを持っていることがありました。こういった問題も、知識の積み重ねで解決していくと思うのでやはり重要だなと思います。
もっと上手くタスクを進めたい
ここでいう「上手く」とは、期待する結果まで真っ直ぐ進みたいという意味で書いています。タスク進める途中で修正が入り、ジグザクした進みになるのは仕方ないことだとは思います。しかし、その角度が大きくなるのは、修正するたびに負担が大きいですし、無駄も多く発生するため、できるだけ避けたいなと思っています。
これまではタスクに取り組む中で修正が必要そうだと思うタイミングで相談していました。しかし、実はもっと早い段階で修正すべき兆候があった、ということがありました。やはり自分だけで判断せず複数の視点で見てもらうことがより重要だと感じました。なので自分のタイミングで相談することも重要ですが、自分では修正が必要な段階だと気づけず、発見が遅れる可能性があるので、定例会のような形で同期的に相談する時間を作るのも良いかもしれないと思いました。
来年の抱負
文章としてのアウトプットを増やす
技術的な情報を整理するアウトプットと日々の中で感じたことの言語化することの2つを頑張りたいです。前者では学んだことを他人に説明しようとする過程で技術の理解が深まると思います。後者は言語化能力が高い人はかっこいいと思っているのと自分の中のモヤモヤした感覚をはっきりさせるのは自分にとって気持ちが良いからです。しかし、今年はアウトプットが十分にできたと言える結果ではありませんでした。原因を考えてみると「アウトプット」の基準を高く設定してたからかもしれません。実際、ブログとして文章にまとめるレベルのことが自分の中の最低基準になっていました。なので当然自分の中のアウトプットのハードルを下げる必要があります。その手段として日々の分報、日報が重要だろうなと思います。初めの頃は継続できていたのですが、ここ最近はサボりがちの傾向にあります。なのでこれを機に初心を思い出して、再開したいです。そして分報、日報から抽出して日々のアウトプットを続けて、定期的にまとまった文章としてブログなどでアウトプット継続していきたいなと思っています。
振り返ってみて感じたこと
ここ最近は振り返りをする機会が少なくなってきているので、今回をきっかけに自分を見つめ直すことができました。先ほども書きましたが、これを機に小さく続けたいです。
また、技術、プロダクトが現在の興味の中心になっている気がしました。まだマネジメントへの興味は小さい感じがしています。今は2つのことに関することに取り組む楽しさが強いのでこれらに集中して能力を高めていきたいです。ただ、興味の範囲を固定化しすぎず柔軟に色々挑戦していきたいと考えています。