たぐりあ
目次
1. 実施した場所
2.課題と目的
3. アプリについて
4. ターゲット
5.SDGs
6. オープンデータ
7. 感想
8. その他
1.実施した場所
島田市 田代の郷
田代の郷とは、島田田代環境プラザ、田代の郷伊太和里の湯、ソーラーパーク島田を中心とした、環境保全を意識した、広さ約38.8ヘクタールの自然に囲まれた区域です。
今は施設が揃っている地域ですが、90年代後半に田代地域では埋め立て工事が行われていました。
埋め立て工事の途中に「オオタカの営巣」が確認されたことにより、環境保全の機運が高まり、自然環境保全に向けた基本方針が決定されました。
基本方針
・「特定種」「注目種」だけの保全に限らず、当該地域の自然環境を一つの生態系として捉え、
この生態系の特性を極力失わないこと。
・改変前の「多様な里山環境」の復元
島田市は、SDGsという目標がなかったときから環境保全に着目し行動していた!
島田市公式 https://www.city.shimada.shizuoka.jp/kurashi-docs/tashironosato.html
2.課題と目的
島田市はこんな活動をしているということをみんなに知ってもらえていない!
そこで島田市の取り組みを知ってもらうとともに、自然環境についての知識を身に着けてほしいという思いで、このアプリを開発しようと考えました。
3.アプリについて
アプリの名前は「たぐりあ」です。
上記イラストはアプリアイコンです
自然環境保全に取り組む島田市と田代の郷の良さを伝えるべくこのアプリを開発しました。
このアプリでは、クイズRPGで島田市田代の郷がどんな自然を守る活動をしてきたのかどんな場所なのかを楽しく学ぶことができます。
いくつかの施設(ステージ)があり、施設を選択することで、その施設の行った事業、環境に関する基本知識がクイズ、クエストになっています。正解することで敵を倒していきます。施設内のクエストをクリアすることで、施設が完成し、現在の田代の郷を取り戻していきます。
アプリについて詳しくはこちら
4.ターゲット
ターゲットは小学校中学年くらいに設定しました。
島田市では、小学校中学年の時に田代環境プラザについて勉強、小学校の間から基本知識として身に着けてもらうほうが効果的だと考えたため、小学校中学年をターゲットに設定しました。
①ペルソナ
②カスタマージャーニーマップ
5.SDGs
SDGsとは
SDGsとは2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成されています。
17の目標のうちこのアプリに関する目標は、15、陸の豊かさも守ろうです。島田市が田代の郷で行った猛禽類の保全対策、植物注目種の保全対策、水路対策などが、2023年までに持続可能な開発のために欠かせない産地の生態系の能力を強めるため、多様な生物が生きられる山地を確実に守るということに関連していると考えました。島田市が行っている活動をみんなに知ってもらうことで、みんなの自然環境へ意識を高めより良い自然環境を目指します。
6.オープンデータ
オープンデータとは、誰でも利用・編集・再配布ができ、無償で利用できるデータのことです。
私たちは、「行った自然環境保全対策一覧」「田代の郷整備事業によって保護された動物」「田代の郷整備事業によって保護された植物」のオープンデータを作成しました。これらをまとめることでアプリ内の設定やクイズに役立てました。
オープンデータについて詳しくはこちら
7.感想
グループで役割分担をして制作をしました。デザインやクイズの内容などの中で、意見を出し合ったり確認をしあって、制作を進めることができました。SDGsと関連付け、アプリを1から制作するのはとても大変でした。わからないことばかりだったので、自分たちで調べながら進めることができました。その分出来上がった時の達成感を得ることができました。
このアプリ制作を通して、自分たちも自分たちの住む島田市の魅力についての学びを深めることができました。このアプリを使って、環境をより良いものにすることに少しでも貢献できれば嬉しいです。
8.その他
参考
外務省 Ministry of Foreign Affairs of Japan
SDGsクラブ
島田市
YouTube
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アプリのダウンロードはこちら
静岡県立島田商業高等学校のホームページこちら