bashの場合の &>/dev/null
と >/dev/null
の違いについて。
前提
用語 | 説明 |
---|---|
標準出力 | 画面に表示されるメッセージのこと (echo 等で出力)。ファイルディスクリプタ1番。STDOUT。 |
標準エラー出力 | シェルで実行して、エラーが発生した時に表示されるエラー・メッセージのこと。ファイルディスクリプタ2番。STDERR。 |
/dev/null | 出力が破棄され、なにも表示されない。 |
> | リダイレクト。出力する場所を指定する |
&ファイル・ディスクリプタ | 出力先を特定のファイルディスクリプタに送りたい場合は「&ファイル・ディスクリプタ」とする |
&>/dev/null と >/dev/null
&>/dev/null
>/dev/null 2>&1
と同じ。
標準出力と標準エラー出力の両方共を破棄する。
>/dev/null
1>/dev/null
と同じ。標準出力を捨てる。